「共生の奈良」がテーマ、ライフスタイルホテルMIROKU 奈良。

奈良に新しくオープンしたMIROKU 奈良は、ローカルの新しい魅力をシェアすることをコンセプトに掲げるTHE SHARE HOTELSが手がける9店舗目のホテル。場所は、奈良公園の南端に位置する荒池の畔で、カフェやショップが並ぶならまちも徒歩圏内という絶好のロケーション。

インテリアデザインを手がけたのは、「正直なデザイン」と表したデザインを手がける芦沢啓治建築設計事務所と、奈良県出身で数寄屋大工としての経験を活かし、美術家としても活躍する佐野文彦氏率いるFumihiko Sano Studio。モダンでミニマルな和の空間と、力強いプリミティブな空間という対比を楽しめる。

いちばんのおすすめは「スーペリア ウィズ マウント カスガ ビュー」。興福寺五重塔と春日山の両方が見える唯一の部屋。

吉野杉や飛鳥石を大胆に使った地階の空間デザインはFumihiko Sano Studio。客室「ザ ルーツ オブ ナラ」には、吉野の山肌を景色として再現したドライエリアを備える。

また、くるみの木が監修するカフェ&バーのメニューや、ニューライトポタリーの照明器具、ソニハウスのスピーカーなど、奈良らしさがあちこちに。興福寺五重塔や春日山、荒池の堤に遊びに来る鹿をのんびりと眺めながら、リラクシングな滞在となるはず。

奈良で38年間続く人気カフェ、くるみの木がカフェ&バーのメニューを監修。テラスには鹿が遊びに来る。宿泊客以外も利用可能。

ソニハウスのスピーカーが館内の随所に。宇陀和紙なども素材として使われ、奈良のクラフトマンシップや自然を館内のどこにいても感じることができる。