フランスの外出制限、アリックス・D・レイニスの過ごし方。

Paris

3月17日正午に始まった、フランスの外出制限。いったいいつまで……? 4月28日、エドゥアール・フィリップ首相が制限解除についての演説を行い、5月11日から段階的に解除されると発表された。クリエイターたちは外出制限が続くこの時期をどこで、どのように過ごしているのだろうか。どんなことを思っているのだろう。 白い器とジュエリーのブランド、アリックス・D・レイニスの創業デザイナー、アリックスに語ってもらおう。

Alix Depondt- Reynis(アリックス・ドゥポン・レイニス)

photo : courtesy of Alix D. Reynis

―― 外出制限期間をどこで過ごしていますか?

自宅。パリ郊外の一軒家です。

―― 外出制限以降に始めた新しいこと、あるいは以前より時間をかけていることは?

整理整頓、不用品の選別をしています。
裁縫も始めました。

―― よく作る、よく食卓に登場する料理は?

最もよく作るのはメレンゲを使うパヴロヴァ。我が家では、卵白が残っていることがよくあるので! このデザートは一家全員のお気に入りなんです。

家族に人気のデザート、パヴロヴァ。

レシピを書き込むクッキングノートブック(45ユーロ)。幸いにも外出制限直前に印刷が終わっていたので、オンラインショップでの販売がスタートできることに。アリックスによるクラシカルなデッサンがカバーやブックマークに魅力を添えている。

赤ピーマンのマリネもアリックスのレパートリーのひとつ。インスタグラム(@alix.d.reynis)ではチキンロースト、パヴロヴァ、この赤ピーマンのマリネなど、彼女とスタッフの得意料理のレシピを公開している。
photos : Courtesy of Alix D. Reynis

―― この状況における喜びは?

ヨガの先生のインスタグラムのライブ配信を見ながら、レッスンをすること。

―― どのような装いで過ごしていますか?

普段と変わりません。快適でエレガントな装い。たとえばジョギングパンツやパジャマのままで、ということは決してありません。

―― どのような音楽を聴いていますか?

クラシック音楽。

―― この時期を仕事やクリエイションにどのように活用していますか?

ファインストーンのカットと彫りという、新しいサヴォワール・フェールを学んでいます。それによって、新しいジュエリーコレクションを創ることができます。

アリックス・D・レイニスのジュエリー。今後、どのような新しいコレクションが加わるのか、楽しみに待とう。photo : Courtesy of Alix D. Reynis

―― この時期、何が恋しいですか?

海を見に行くこと。

―― 外出制限期をよりよく過ごすために、自身に課していることは?

子どもがいるので彼らに自宅学習をさせるためのルールが必要です。そのため、午前と午後に彼らが勉強机につく時間帯を設けています。

―― 健康のため、何か運動をしていますか?

ヨガ。

―― 現在のいちばんの関心事、気がかりは?

私の会社の行方です。私はどちらかというと将来を信じているとはいえ、経済危機の規模があまりにも不確かなので……。

―― 外出できるようになったら、何をしたいですか?

スイミング。

―― ほかに付け加えたいことがあれば……。

庭のある大きな家で過ごせているという、素晴らしい幸運に私は恵まれています。外出制限は私にとって難しいことではありません。なぜなら、私は自宅にいるのが好きですし、それは子どもたちも同様。パリの外で暮らすことの利点ですね。

自宅での食事の時間。 庭に咲いたクレマチスを飾って。photo : Courtesy of Alix D. Reynis

Alix D. Reynis
www.alixdreynis.com

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この記事の元URL: https://madamefigaro.jp/paris/200504-alix-d-reynis.html