フランス人男子陸上選手、開会式衣装のフィッティング中にスカートを試着する動画が話題に!

Paris 2024.07.24

フランスのテレビ局「フランス2」が月曜日の夜に放送したドキュメンタリー番組で、フランスのアスリートであるサシャ・ジョヤが、7月26日に行われるパリオリンピックの開会式のためのフィッティング中に、スカートを試してみたいと申し出たことが明らかになった。男性アスリートによる初めての試みである。

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2024年ワンダ・ダイヤモンドリーグ・パリ大会の陸上競技中のサシャ・ジョヤ。(パリ、2024年7月7日)photography: Joly Victor / Joly Victor/ABACA

スウェットパンツは終わり、男性用スカートが登場した。110mハードルと棒高跳びのエキスパートである22歳のフランス人アスリート、サシャ・ジョヤは、金曜日に行われたパリオリンピックの開会式のフィッティングでスカートを選んだ。月曜日に「フランス2」で放送されたドキュメンタリーシリーズ 「Au cœur des Jeux(オリンピックの中心で)」の舞台裏で、フランス代表としてオリンピックに出場する若いアスリートは、この大胆な選択について語った。番組のティーザーで、サシャ・ジョヤは口元に笑みを浮かべ、サテン素材のネイビーブルーのスカートを身にまとって試着室から出るシーンが映し出されている。

「何でも着ても良い! 今のファッションには、男女という区別はないのだから」

この若きアスリートにとって、ファッションに性別の区別はない。「女性がズボンを履く権利があるように、男性もスカートを履く権利があっても良い」と彼は声を上げ、その後、フランスの国旗の青に合わせたスカートを履いた。7月22日にXでこの動画が公開された後、多くのネットユーザーがサシャ・ジョヤの選択に反応した。多くの否定的なコメントが寄せられた一方で、「これを完全に支持します」「すごく良い」「これは良いことだし、正しい考え、これこそ私が好きなフランス」といった熱狂的な反応も数多く寄せられた。

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「スカートを頼んだのは僕が初めて?」サシャ・ゾイヤが2024年パリオリンピックの開会式のための衣装を試着するシーン。

text: Marion Cornelie (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi

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