サルマ・ハエック、聖火をヴェルサイユ宮殿に運ぶメンバーに!

Paris 2024.07.26

メキシコ人女優サルマ・ハエックは、ヴェルサイユでオリンピックの聖火リレーに参加し、多くの有名人たちに囲まれていた。感動的で、観衆と触れ合う瞬間が多いイベントだった。

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2024年7月23日、サルマ・ハエックがオリンピックの聖火をヴェルサイユ宮殿の鏡の回廊に運び込んだ。photography: ABACA

スポーツ選手、コメディアン、インフルエンサー、歌手......。オリンピックの聖火は多くの有名人の手に渡り、開会式までまもなく、そのペースは加速している。7月23日、サルマ・ハエックは観光客がいない特別な機会に、カルロライン・ガルシア、ディディエ・デシャン、パトリック・ブリュエル、プレスネル・キンペンベとともに、壮麗なヴェルサイユ宮殿に招かれた。サルマ・ハエックがフランスの名所・ヴェルサイユ宮殿の鏡の間をトーチで横断する栄誉を得た際、トーチを手渡したのはサッカー選手だった。多くのフラッシュや視線を避けて、彼女は宮殿近くの観客の中で、多くのファンたちと感動的に挨拶を交わした。

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群衆の中でのひととき、抱擁、そして子ども時代の思い出

聖火を運び終え、満面の笑みを浮かべたサルマ・ハエックは、俳優パトリック・ブリュエルとともに外に出て、セルフィーを撮るために時間を割いた。また、フランス文化大臣のラチダ・ダティ氏とも合流し、カメラマンの前でポーズをとる前に温かく挨拶した。

「これは忘れられない、予期しない、そして魔法のような瞬間です。この炎は光、希望、平和を象徴しています。提案されたとき、私は非常に驚きました」と彼女は現地で述べたと『ル・パリジャン』が報じている。さらに、「私の娘がそれを知ったとき、『ママ、どうしてあなたなの?』と言われました。私は『わからないけれど、とても光栄に思っているし、この瞬間をしっかり楽しみたい』と答えました。私は何百万もの女性を代表しています。ラテン系の女性、アラブ系の女性、母親、そして人生で何も達成できないと思っていたけれど、一生懸命働いて成功した人たちも代表しています」と付け加えた。

Instagramのアカウントで感動的な瞬間を投稿したサルマ・ハエックは、スポーツとのつながりを思い出したことだろう。子どもの頃、女優としてのキャリアを始めるずっと前に、サルマ・ハエックは体操に熱中しており、メキシコ代表としてオリンピックに出場するためにスカウトされたこともあった。「私が8歳か9歳のときにスカウトされたのですが、父が反対しました。というのも、メキシコに移住して体操選手用の寄宿舎に住み、1日に6〜8時間のトレーニングをしなければならなかったからです。それは私にとっては夢のようなことでしたが」と彼女は2012年に語っている。サルマ・ハエックは、2015年に自身のInstagramのアカウントに投稿した大開脚をしているヴィンテージ写真からもわかるように、この時期の思い出を今でも大切にしている。彼女はもう体操選手ではないが、それでもパリオリンピックに貢献することができた。特別な瞬間である。

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text: Zoé Tison (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi

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