マッシュポテトとひき肉を重ねた、家庭の味パルマンティエ。

子どもにも大人にも大人気、フランスの家庭料理「パルマンティエ」。マッシュポテトと炒めたひき肉を二層にしてオーブンで焼き上げた料理です。

フランスにジャガイモを普及させたミスター・パルマンティエ(フランスの薬剤師、農学者、栄養学者でもあるムッシュー)の功績を称え、彼の名前が料理名としてついています。

前日に作り置きができる上、200度のオーブンに入れて、25分ほど焼き色をつければ完成です。オーブンで火を入れている間に、サラダを作ったり、テーブルセッティングやドリンクの準備をしたり、時間を有効的に使えて便利です。

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★パルマンティエ★ 4人分
【材料】
●マッシュポテトの層
ジャガイモ 600g

A(卵以外のすべてをボウルに合わせておく)
バター  50g
砂糖   小さじ1
粉チーズ 大さじ3
塩    小さじ1/2
牛乳(常温) 150cc
全卵   1個 *溶いておく

●ひき肉の層
タマネギ 250g
合挽き肉 400g

B(合わせておく)
塩  ひとつまみ
砂糖 小さじ1/2
醤油 小さじ1/2
オレガノ  小さじ1/2
白コショウ ふたふり

  1. マッシュポテトを作る:ジャガイモの皮をむき、2㎝角に切り、鍋に入れる。ジャガイモが完全に浸るまで水をしっかり加える。中火で茹でていく。15分経過し、竹串がスッと刺さる程度にジャガイモが柔らかくなったら、ザルにあげて余分な水分をきる。ジャガイモが熱いうちに全卵以外のAと合わせ、マッシャーで潰し全体を混ぜておく。粗熱が取れたら、溶き卵を加え全体を合わせる。味をみて塩加減を調整する。
  2. ひき肉の層を作っていく:挽き肉をフライパンで妙め(中火)、火が通ったらBと合わせお皿に取り出しておく。
  3. みじん切りにしたタマネギを透明になるまで中火でしっかり炒める。2の挽き肉と合わせる。味をみて塩加減を調整する。
  4. グラタン皿に挽き肉をひき、マッシュポテトを重ね、200度のオープンで焼き色がつくまで(25分程)焼く。取り出して、みじん切りしたパセリを散らして完成。

Nao Aoumi
パーティ料理研究家
フランス独立記念日と同じ7月14日生まれ。「きっとフランスに縁があるのよ」と両親にいわれ続け、大学では仏語を専攻。フランス留学、仏系証券会社勤務、南仏でのレストラン研修‥と、フランスと関わる人生を歩む。2019よりボルドーを拠点に活動。各メディアにレシピを提供する傍ら、マルシェやワイナリー巡りなど、食の探求を欠かさない。ワインエキスパート、チーズプロフェッショナル資格取得。
BRUNCH : https://naoaoumi.wixsite.com/website-5

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