桃仙閣 東京/六本木/中華 定番のあの味がさらにおいしく! ネオ町中華が六本木にも。

いま、町中華が元気だ。とはいえこれまでのスタイルではなく、店の造りも料理も洗練された“ネオ町中華”が話題を呼んでいる。六本木の桃仙閣もそのひとつ。島根は松江で50年余り続く老舗中華の姉妹店だ。

「本店は、毎日のように通う人もいる、町の普通の料理店。ここでは親しみのある日本育ちの中華料理を出していければ」と林亮治オーナーシェフ。その言葉どおり、メニューには酢豚や麻婆豆腐などおなじみの味がずらり。だが、イカ炒めは一度油通しした後、湯通しして余分な油を落として使うなど、手間を惜しまぬ丁寧な仕事が優しい美味を生み出している。麺飯1杯でもOKという気軽さも、ネオ町中華の楽しさだ。

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手前は「おまかせ前菜3種」¥1,848。左から、「鮮魚のお刺し身サラダ」(写真はスジアラ)、「蒸し鶏のネギソース」「クラゲの冷菜」。奥は「白イカの青ジソ炒め」¥2,068。白イカとスナップエンドウ、黄ニラをさっと塩味で炒めた一品。

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「アオサの清湯麺」¥1,958。鶏ベースに昆布を隠し味に加えた清湯のクリアな味わいが光る。

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個室も豊富に用意する。

桃仙閣 東京
東京都港区六本木4-8-7 六本木嶋田ビルB1F
tel:050-3138-4343
営)18時~翌1時L.O.(月~金)、17時~翌1時L.O.(土、日、祝)
休)日
予算:¥10,000~
座席数:カウンター4席、テーブル6席、2人用個室4室、4人用個室3室
https://tousenkaku-tokyo.com

※新型コロナウイルス感染症拡大の影響で営業時間・定休日が記載と異なる場合があります。来店時は事前にご確認ください。

*「フィガロジャポン」2021年2月号より抜粋

texte : KEIKO MORIWAKI, photos : YU NAKANIWA

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