むくみや胃腸ケアに。冬瓜と枝豆のポタージュレシピ。【心と身体を元気にする、薬膳レシピ】

FIGARO Wine Club

料理家・国際中医薬膳師のちづかみゆきによる、季節に合った、おいしくて身体にいい薬膳レシピをご紹介。


今年は6月からいくつもの台風がやってきたりしていて、相変わらずの異常な気候ですが、さて今年の夏はどれほどの猛暑になるのでしょうか。

今回は気温が低めなら温かくして、気温が高ければ冷製でも召し上がっていただける「冬瓜と枝豆のポタージュ」をご紹介します。暑い日でもエアコンで身体が冷えている場合や、すでに胃バテしている方は温かくして取り入れてください。

梅雨の季節は湿気や暑さで身体の中にも余分な水分がたまりやすく、おもだるさやむくみを感じやすい時期です。冬瓜は必要な水分補給はしつつ、余分な水分を排出して水分代謝を整え、ほてりを冷まします。枝豆は汗をたくさんかくことや夏の疲れで消耗しやすい気(エネルギー)を補い、湿度や水分の取り過ぎなどで傷めやすい胃腸をケア。枝豆も水分代謝を促すので、むくみ、おもだるさにも効果的な食材です。冷たくして飲む場合でもショウガやディルでお腹を温め、身体を冷やしすぎないよう考えました。

このレシピは比較的シンプルな構成で、出汁もミルクも使わず、少量のバターと塩麴で旨味を調整しています。さらに軽くするならバターをオリーブオイルに変えても良いですし、塩麴は塩(小さじ1/2から様子見て)でもokです。

枝豆で多少のタンパク質も摂れますし、食欲が落ちた時のためにたくさん作って冷凍保存していただくのも良いですね。その場合は食べる直前にショウガのしぼり汁を加えると香りも楽しめるのでおすすめ。ディルは味も香りも冬瓜の青い感じととてもよく合うので添えていただきたいところではありますが、なくても十分おいしいです。ただし香りの働きもこの時期には効果的。気が滞って鬱々とした気分をリフレッシュしてくれますよ。

夏バテを感じる秋口まで活用していただけるレシピです。このポタージュで元気にやり過ごしていただけたらうれしいです。

冬瓜と枝豆のポタージュ

冬瓜と枝豆のやさしい甘みを生かした初夏のポタージュ。ショウガの香りが後味を引き締め、温製でも冷製でも楽しめます。梅雨寒の日は温かく、暑い日は冷やしていただく。

【材料】(2人分)
冬瓜(正味) 250g(1/8個程度、小玉なら1/4個)
枝豆(正味) 70g(さや付きなら約150g)
水 300ml
バター(加塩) 5g
塩麹 小さじ2
ショウガの搾り汁 小さじ1
ディル 適宜
粗挽き黒コショウ 少々

【作り方】
1. 冬瓜は(皮と種、ワタを除いて)薄切りにする。枝豆は5分ほど茹でてさやから出し、薄皮もむく。

2. 鍋にバターを入れて弱火で溶かし、冬瓜を加えて2〜3分炒める。色づかせないようにしながら、しんなりするまで火を通す。

3. 水を加えて冬瓜がやわらかくなるまで煮る。枝豆を加え、ひと煮立ちさせる。

4. 3.に塩麹を加え、ミキサーでなめらかに撹拌する。

5. ショウガ汁を加えて味を調える。うつわに盛り、ディルを添え、粗挽き黒コショウをふる。



「心と身体を元気にする、薬膳レシピ」
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ちづか みゆき

料理家・国際中医薬膳師

身体を壊したことがきっかけで薬膳を学び資格を取得。上海、ボストンで活動後、東京に拠点を移す。旬食材の効能を活かした心と身体に寄り添うレシピを提案。料理教室meixue(メイシュエ)主宰。雑誌、企業へのレシピ提供、コラム執筆などを行う。近著に「暮らしの図鑑 薬膳」「巣ごもりごはん便利帳」など。