マドモアゼル シャネルの愛したシンボルを美しきハイジュエリーに。パリのエキシヴィションをレポート。

Fashion

オートクチュール週間と時を同じくして、ヴァンドーム広場のシャネル ファイン ジュエリー パリ本店で、ハイジュエリー コレクション「シーニュ エ サンボル」のプレゼンテーションが開催された。少女時代を過ごした修道院の石畳を飾っていた星や夜空を流れる彗星、誕生星座の獅子座、そしてカメリア。シャネルを象徴するこれらのシンボルを、さまざまな形でハイジュエリーに昇華したコレクションが、広場のシンボルであるコロンヌ・ヴァンドームを望むサロンに展示された。

モチーフを繰り返し並べた「Les Imprimés(レ ザンプリメ)」

「アンプリメ リオン」20.66カラットのオクタゴンカットのサファイアに、ダイヤモンドで模ったライオン、カメリア、星、太陽のシンボルを加えたスクエアラインのネックレス。
「アンプリメ エムロード」オクタゴンカットのエメラルドは10.44カラット。リングのサイドにはローズゴールドとホワイトゴールドにダイヤモンドをあしらったカメリアが。

会場でまず目を引いたのは、ゴールドのショーケースに収められた「アンプリメ リオン」ネックレス。ダイヤモンドの星、カメリア、太陽がレースのように散りばめられ、ライオンのモチーフが大粒のサファイアを支えるように煌めく。ネックレスがデコルテを引き立てるスクエアラインになっているのも今年の特徴。古代エジプトの王妃の胸元を飾ったジュエリーのフォルムを彷彿させる。

ハイジュエリーを象徴するライオンのモチーフ

「リオン トパーズ」32.69カラットのインペリアルトパーズとライオンのモチーフを中心に、イエローゴールド、ダイヤモンド、イエローサファイア、ペリル、オレンジスピネルが輝く、高貴なネックレス。
「リオン レヨナン」さまざまなカットのダイヤモンドで模った、頭部の立体的で柔らかみのあるディテールに注目。ダイヤモンドとホワイトゴールドによるブローチ。

ダイヤモンドを散りばめて立体的に造形したライオンのモチーフも数々登場。鼻面周りの柔らかさまで精巧に仕上げられた優しい表情が魅力。一方でオニキスとルビーを合わせた力強いピースや古代エジプトを思わせる荘厳なデザインも印象的だ。

シャネルのシンボルはアミュレットに

縦長のオーバルにモチーフを閉じ込めたアミュレットは、グリグリのように並べてネックレスに、あるいはカラーストーンでオリジナリティあふれるリングになって登場した。

「タリスマン ドゥ サンボル」ダイヤモンドをパヴァージュした縦長のアミュレットとシンボルをグリグリのようにあしらったネックレス。
「タリスマン ガブリエル」リング 左:クリソプレーズにホワイトゴールドとダイヤモンドをあしらった星のリング。右:カーネリアンにホワイトゴールドとダイヤモンドでカメリアのモチーフを。

会場を訪れたゲストの中でもことに人気が高かったのは、1輪のカメリアモチーフをダイヤモンドとピンクサファイアで表現したリング(画像下)だそう。大輪のピンクのカメリアモチーフは、まさにシャネルの象徴。シーニュ エ サンボル コレクションを代表するピースだ。

「シーニュ エ サンボル コレクション カメリア モチーフ ローズ」プラチナ、ローズゴールド、ダイヤモンドとピンクサファイアで模った大輪のカメリアの中心に10.32カラットのオーバルカットダイヤモンドを据えたリング。
問い合わせ先

シャネル カスタマー ケア センター
0120-525-519(フリーダイヤル)
https://www.chanel.com/jp/

  • text: Masae Takata(Paris Office)