「約12億の別荘」フランス代表の新監督 ジネディーヌ・ジダン、ロナウド邸も手がけた人気建築家に依頼した邸宅とは。
フランス代表監督への就任を控えるジネディーヌ・ジダンが英気を養う場所は、マドリードにひっそりとたたずむ壮麗な邸宅だ。

フランスのサッカーファンは長年待ち望んできたニュースを耳にして大いに喜んだ。あのジダンがフランス代表の新監督に就任する。かつてのチームメイト、ディディエ・デシャンが14年間務めたポストの後任だ。サッカー界のレジェンド、ジダンの就任は9月に予定されている。多忙で気が休まらない日々を迎える前、ジダンには休養する時間が8月末まで残されている。フランスとの間を往復したり、イタリア北部アルプス山脈にある最高級ホテルのパレス・メラーノにいつものように滞在したりするほかは「第二の故郷」のマドリードで過ごす予定だ。2001年、当時の史上最高額だった7,500万ユーロの移籍金でレアル・マドリードへ移り、その後、この街で現役引退し、2016年には同クラブの監督に就任した。この地に本格的に腰を据えたのは2003年。妻のヴェロニクや子どもたちとともに首都北東部の高級住宅街コンデ・デ・オルガス地区に豪華な邸宅を建てた。
セレブ御用達の建築家
2003年に完成したこの邸宅を設計したのは、スペインの建築家、ホアキン・トーレスだ。スペインの高級不動産会社ドゥルメリアによれば、この建築家は「セレブ御用達の建築家」と呼ばれている。ジダン邸はパリ8区の最高級ホテル「ジョルジュ・サンク」をイメージして設計されたそうだ。トーレスはこれまでにマドンナ、ペネロペ・クルスとハビエル・バルデム夫妻、スペインのシンガーソングライターのアレハンドロ・サンス、元スペイン首相フェリペ・ゴンサレス、さらにクリスティアーノ・ロナウドの邸宅も手がけている。ちなみにロナウド邸はマドリード近郊ラ・フィンカにあり、総面積4,500m2超。2009年に建てられた。
スペインメディア『Noticias Trabajo』によると、ジダン邸の広さは約1,000㎡。「大きなガラスの開口部」と、「パリのクラシック様式に現代的なエッセンスを融合させた曲線的な建築デザイン」が特徴だという。邸内には「巨大な」プール、トレーニングジム、専用サッカーグラウンドを備えている。広大な屋外スペースにはこの他、スペインの遊園地「ポルトアベントゥーラ」を手がけたジョアン・ポルカルが設計した庭園や複数のテラスもある。ジダン・ファミリー全員が集まるのに十分な広さだ。ヴェロニクと4人の息子、エンツォ、ルカ、テオ、エリアスだけでなく、3人の孫娘たちも、ここをたびたび訪れている。
現在、ジダンのこの邸宅の評価額は600万~700万ユーロとされ、この地区でも屈指の豪邸のひとつに数えられている。
From madameFIGARO.fr
※この記事は、フランスの新聞社「Le Figaro」グループが発行する「madame.lefigaro.fr」で掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。
- text: Emma Martin (madame.lefigaro.fr)