モナコ公国のジャック公子11歳、伝統に従い「レ・ボー・ド・プロヴァンス市の鍵」を授与される。

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9月5日(土)、モナコ公国のジャック公子が主役となった。ジャック公子は、両親であるアルベール2世大公とシャルレーヌ公妃、そして姉のガブリエラ公女とともに、特別な式典に出席するため、レ・ボー・ド・プロヴァンスを訪れた。

若きモナコ公国の継承者にとって、大切な一日となった。9月5日(土)、アルベール2世大公とシャルレーヌ公妃は、子どもたちのジャック公子とガブリエラ公女を伴い、レ・ボー・ド・プロヴァンスを訪れた。グリマルディ家がブーシュ=デュ=ローヌ県にあるこの美しい村を訪れたのには、明確な理由があった。それは、ボー侯爵の称号でも知られるモナコのジャック公子をたたえるためである。この日、11歳のジャック公子は公式式典に出席し、街の鍵を象徴的に受け取った。

王室一家は午前の遅い時間に、この街に到着した。夏らしい装いに身を包み、皆とてもエレガントな姿で、街の通りを歩きながら、出迎えに来た住民や商店の人々に挨拶する姿が見られた。南フランスのこの地域を猛烈な暑さが包むなか、シャルレーヌ公妃は、花柄の黒いドレスを着用。一方、ガブリエラ公女は全身白のドレスを選んだ。ジャック公子はベージュのパンツに青いスーツジャケットを合わせ、父親のアルベール2世大公も同じ色のスーツを選んでおり、父子で色をそろえた装いとなった。

古くから続く伝統

この行事で、モナコ公室一家には、レ・ボー・ド・プロヴァンスの市長アンヌ・ポニャトフスキが同行した。彼女は、フランスの「グリマルディ家ゆかりの歴史的遺産」協会の副会長も務めている。

式典に参加したジャック公子、ガブリエラ公女。(2026年9月5日、プロヴァンス)photography: Crystal Pictures/Aflo

今回の式典によって、モナコ公国の後継者であるジャック公子は、17世紀にまでさかのぼる伝統を受け継ぎ、それをたたえることとなった。「スペインの保護領だったモナコがフランスの保護下に移行することを定めた、ルイ13世とモナコ公オノレ2世の間で結ばれたペロンヌ条約に基づき、1642年、レ・ボーの領地は侯爵領に格上げされ、モナコ公の息子であるエルキュール・グリマルディに与えられた。それ以来、ボー侯爵の称号は、モナコ公国の王位継承者が代々受け継ぐのが慣例となっている。そのため、2014年に誕生したジャック公子にも、生まれた時からこの称号が与えられた」と、モナコ公室が発表した声明で説明されている。両親にとっていまや誇らしい存在となっている若き継承者にとって、重要な節目となった。

From madameFIGARO.fr

※この記事は、フランスの新聞社「Le Figaro」グループが発行する「madame.lefigaro.fr」で掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。

  • text: Leonie Dutrievoz (madame.lefigaro.fr)
  • translation: Hanae Yamaguchi