アン王女、「英国王室人気ランキング」でキャサリン皇太子妃とウィリアム皇太子を抜き1位に!

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英国の世論調査・データ分析会社YouGovが実施した最新の調査によると、チャールズ3世の妹であるアン王女が、英国王室で最も人気のある人物となったようだ。これまでその座を長年にわたって占めてきたのは、甥のウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃だった。アン王女は一体どのようにして、突然ふたりを抜き去り、人気の頂点に立ったのだろうか。

タイを訪問したアン王女(2026年7月16日)photography: AP/Aflo

宿敵ともいえるハリー王子とメーガン夫人の英国帰国に気を取られるあまり、ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃は、王室内にいるもっと身近なライバルの存在を見落としていたのだろうか。これまで英国民から絶大な支持を集め、揺るぎない人気を誇ってきたウィリアム皇太子夫妻だが、予想に反して、「英国王室で最も人気のあるメンバー」という座を失ってしまったのだ。英国では、この結果に驚きの声が上がっている。将来の英国王となるウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃は、これまでと変わらぬ熱意で公務に励み、華やかな姿を幾度となく披露してきたからだ。王室という組織(通称「ザ・ファーム」)が深刻なスキャンダルによって傷つき、揺らぐような状況でも、夫妻は動じることなく笑顔を絶やさなかった。そうした不祥事のひとつが、今年2月に起きたアンドルー元王子の逮捕だ。児童への性犯罪で知られるジェフリー・エプスタインとの関係をめぐる、歴史的にも異例の事件だった。

さらに最近では、ダイアナ妃の弟チャールズ・スペンサーが著書『Swan Song: Diana, my sister(原題』で明かした衝撃的な内容に対しても、ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃は動じる様子を見せなかった。同書の中で彼は、チャールズ3世には他者への共感が欠けていると厳しく批判し、王室という組織の冷酷で非人間的なイメージを浮き彫りにした。こうした騒動のさなかでも、夫妻は英国民から高く評価されている「不平を言わず、弁明もしない」という王室の伝統的な姿勢を貫いてきた。波風を立てず、何事もなかったかのように公務を続け、何よりも自らの務めを優先してきたのだ。しかしその間、世間やメディアの注目を浴びることなく、別の王室メンバーが陰で地道に活動を続けていた。そして、誰も予想しないうちに、アン王女が英国民の心をつかんでいたのである。

アン王女、英国王室の秘密兵器

英国王室メンバーの知名度や人気を定期的に調査しているYouGovの最新データによると、チャールズ3世の妹であるアン王女が、キャサリン皇太子妃とウィリアム皇太子を抜き去り、人気ランキングの首位に立ったという。アン王女の支持率は67%で、英国で絶大な人気を誇るキャサリン皇太子妃を3ポイント、甥のウィリアム皇太子を5ポイント上回った。一方、チャールズ3世は支持率53%で、ランキングでは4位にとどまっている。この予想外の順位の逆転は、なぜ起きたのだろうか。英語圏のメディアでは公務の様子がほとんど報じられないアン王女が、圧倒的な人気を誇るウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃を抑え、首位の座を手にした理由とは何なのか。その答えは、アン王女の並外れた勤勉さと、王室に対する揺るぎない忠誠心にある。76歳となったエリザベス2世女王の長女は、いまも精力的に活動を続けている。年間400〜500件もの公務をこなし、王室への献身を行動で示すとともに、英国民との距離を縮めているのだ。

「アン王女は徹底して控えめな姿勢を貫き、兄に無条件の愛情を注いでいます。チャールズ国王の人柄やこれまでの人生経験を深く理解しており、兄が国王として成功することを心から願っているのです」1990年代にBBCの王室担当特派員を務めた専門家ウェズリー・カーは、王室専門誌「ポワン・ド・ヴュ」が報じた分析の中で、このように指摘している。彼によれば、アン王女はまさに英国王室の「秘密兵器」ともいえる存在なのだ。

From madameFIGARO.fr

※この記事は、フランスの新聞社「Le Figaro」グループが発行する「madame.lefigaro.fr」で掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。

  • text: Solene Delinger (madame.lefigaro.fr)
  • translation: Hanae Yamaguchi