オランダ出身のモデル、シャイアン・クーベンは、いまやサンローランのショーの常連モデルになっており、クリエイティブ・ディレクターであるデザイナーのエディ・スリマンは、彼女にウィメンズとメンズ両方のコレクションでランウェイを歩かせる寵愛ぶりを見せている。

パリファッションウィークで開催されたサンローランのショーでは、黒と白のストライプドレスの上に、ふわふわと毛羽立った大きな青いコートを纏ってキャットウォークに登場し、見る者の目を奪っていたシャイアン。注目度が高まり、仕事で世界中を飛び回る毎日だが、そのおかげで自身のファッションセンスを磨く機会に恵まれている、と喜んでいるようだ。
「私は、若い時はいつもムードボードを描いているような、スタイリスト志望の子だったのよ」と、米『Vogue』誌に語ったシャイアン。「アムステルダムのモデルエージェンシーにメールを送ったのも、モデルになればファッション業界のいろいろなことが分かるかもしれないという思いがあったから」
「ロサンゼルスのホテル、Palladiumで行ったサンローランのショーは素晴らしかったわ! 私は、古着店やヴィンテージショップに目がないの。新しいインスピレーションをもらって、自分の着る服をハチャメチャにするのが大好き!」
ほとんどの時間を仕事に取られる彼女だが、自分のための時間を作るのも忘れない。「趣味がたくさんあるから、退屈するなんてことは決してないわ」と、微笑んだシャイアン。「写真を撮ることが好きだから、そこら辺を歩き回って、カメラに捉えたい特別なものを探すの。雑誌のための撮影をいつかできたら最高だわ。あとは、私は歌うことが好きなの。いつも歌詞や詩を書きつづっている。情熱を一番注いでいるのは、それだわ」
サンローランの他にも、マルベリー、ジャストカヴァリ、マーク ジェイコブスといった有力ブランドに既に起用されており、モデルとしての将来は極めて有望だが、本人としては将来のことにあまり思いを馳せることはないという。
「先のことはまったく見当がつかないわ。モデルでいると、そういうことは自分では分からないものかもしれないわね。楽しい撮影が出来て、クリエイティブな人々と一緒に仕事が出来て、自分で歌を書いて歌っていければいいと思う。その他のことについては、その時になってのお楽しみでいいわ!」
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