ヘアアクセで印象チェンジ! 取り入れるべきアイテム4選。

Beauty 2023.11.10

装いのオーラを格上げするトレンドヘアを、2024春夏シーズンのランウェイより徹底調査。各メゾンの多彩なアプローチから、今年らしい佇まいを叶えるためのポイントをマスターしよう。今回は、たちどころに旬な印象を引き出してくれるヘアアクセに着目。ファッションにも奥行きを与えてくれる珠玉のピースを、ドレスアップのヒントにして。

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キュートで優美なリボンへ熱視線。

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Christian Siriano photography: Spotlight

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Collina Strada photography: Spotlight

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Versace photography: Spotlight

今季は、リボンを印象的なピースとしてヘアに使ったメゾンが増加。バレリーナのような雰囲気を醸すサテンからファンシーな魅力を引き出すシフォン生地まで、多彩な用い方が見受けられた。ドレスルックが豊富だった「クリスチャン シリアーノ」は、ウェアとリンクするサテンのリボンをヘアに編み込み、バックスタイルに華やぎを。服とリンクしたリボン使いは、「コリーナ ストラーダ」でも。幾本もの細いブレイドを手染めのシフォン地リボンとともに編んで、フォークロア風のムードを高めながらもプレイフルに決めた。ふくらみを抑えたフォーマルな形のリボンを随所にあしらったのは「ヴェルサーチェ」。メゾンが築いた90年代の功績を振り返った今回のコレクションのクラシカルな美しさを、ヘアスタイルでも加速させた。

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90sを彷彿させるワイヤーカチューシャ。

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Givenchy photography: Spotlight

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Helmut Lang photography: Spotlight

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Tibi photography: Spotlight

細身のワイヤーでできたコームカチューシャは、90年代に流行したヘアアクセのひとつ。「ジバンシィ」は従来の形を再解釈した波型のアイテムで、顔まわりにモダンなシルエットを構築した。クリエイティブディレクターがピーター・ドゥとなって初の新生「ヘルムート ラング」では、ブランドが隆盛を誇った90年代へのオマージュの一環としてこれを採用。タイトなオールバックをつくることで、モデルに施されたワイドなアイラインメイクを引き立たせる役割も担っている。控えめなモダニズムを感じさせるのは、「ティビ」のようなストリングタイプ。オールバックヘアを横切る1本のラインが、シンプルでラグジュアリーな品格を連れてくる。

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ビジューやレースでデコラティブに。

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Simone Rocha photography: Spotlight

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N°21 photography: Spotlight

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Susan Fang photography: Spotlight

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Tory Burch photography: Spotlight

ドレスアップの機会に取り入れたい華やかなピースには、とことんロマンティックなアイテムを。「シモーン・ロシャ」には、目の下まですっぽり覆うサイズのビーズ製ヘッドピースが登場し、ブランドの打ち出す幻想的な世界観にシュールな佇まいを添えた。「ヌメロ ヴェントゥーノ」ではレースつきのカチューシャがモデルの目もとを飾り、ヴェールをまとったように神秘的な雰囲気に。またビーズの花々が頭を飾る「スーザン ファン」や、後頭部でヘアをタイトにまとめた「トリー バーチ」など、細かな装飾をワイドなサイズ感で装えるヘアアクセが多数お目見え。

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こなれたムードを生み出すターバン風スタイル。

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Prada photography: Spotlight

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Nina Ricci photography: Spotlight

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Jil Sander photography: Spotlight

強い個性を演出したいときは、異国情緒を感じさせつつシルエットをすっきりさせてくれるターバン風のアイテムに注目を。ワイドなヘッドバンドを用いたのは「プラダ」。セミウェットな前髪を少量のぞかせるテクニックや、シアーな光沢素材とマットなファブリックとの使い分けで、新鮮な表情に。服と連動させた生地や色彩を使えば、より簡単に似合わせが可能だ。「ニナ リッチ」は黒の囲み目アイメイクと合わせてオリエンタルなグラマーを感じさせ、ターバン風のキャップでヘアを覆った「ジル サンダー」では森に棲む妖精さながら、アンドロジナスな存在感を放つルックに仕上げていた。

editing: Misaki Yamashita

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