JWマリオット・ホテル東京の、心身を満たし美へ導く「マインドフルルーム」にステイ。
Beauty 2026.03.27
大規模な開発が続く高輪に姿を現したJWマリオット・ホテル東京は、禅の美意識や自然美をテーマにデザインされた、ラグジュアリーなひとときを約束する新アドレス。その中でも特にウェルネスを追求し、美や健康の充実度を高めて深い癒やしを授けてくれる、スペシャルな「マインドフルルーム」での滞在をレポートする。

photography: JW Marriott Hotel Tokyo
各所の再開発が続く都内でも、最新の"未来都市"として注目を集めている高輪。新たに開設されたJRの高輪ゲートウェイ駅に直結する「TAKANAWA GATEWAY CITY」の上階で、JWマリオット・ホテルが2025年10月に産声をあげた。2020年の日本初上陸、奈良での開業に続きこれで2軒目。リッツ・カールトンやW、エディションなど数々の上質な宿泊施設を手掛けるマリオット・インターナショナルの中でも、大切な創業者の名を冠したアイコニックなブランドで、"マインドフルネス"が大きなテーマとなっているそう。
そのコンセプトを最も体現した「マインドフルルーム」を予約すると、ホテルの中でもプールやスパが位置する28階でのステイが確約される。チェックインの際もホテルロビーへ向かう必要はなく、直接スパラウンジで。人々が行き交う賑やかなロビーももちろん素敵だけれど、日頃の喧騒を忘れたいステイケーションには、この静けさがありがたい。

ルームキーを受け取ったあとは、もちろんエレベーターを使うことなく同じ階の自分の部屋へ。チェックインの際に、深いリラックスへ導くといわれるクリスタルボウルの音色で迎えてくれるが、なんと客室にも同じものが備えられている。優しく身体へ染みわたるように響く音をライフスタイルの一部に取り入れるという新鮮な体験も、自分の中の心地よさや、よりよい生き方を探るための大切な一歩に。

部屋の中にはそれだけでなく、ウェルネスを実践するためのさまざまな仕掛けが。ヨガマットやダンベル、ピラティスリングにマッサージガン......と、ワークアウトやストレッチのために使えるお助けアイテムもその一端。なんて豊富なラインナップ!

アメニティのお茶でさえ、香り高いオーガニックハーブティーが複数用意されており、その抜かりなさに心が躍る。しかも、ゲストはこの階であればバスローブとスリッパでうろついてもよいというから驚きだ。プールでひと泳ぎしたりジムで汗を流したり、サウナを利用したり。スパのトリートメントにも、こちらのルームタイプだけにあつらえられた厚手のローブをサッと羽織り、ゆるりと肩の力を抜いて臨むことができる。

photography: JW Marriott Hotel Tokyo
というわけで、さっそく持参した水着の上にローブを着込み、見晴らしのよいプールへ。広々とした25メートルの温水プールと、岩風呂に見立てた温かいジャグジーからは、東京タワーやレインボーブリッジがチラリ。こちらの利用は宿泊者のみに限られているうえ、人数制限を設けているそうなので、混雑しすぎないのが安心だ。日頃の運動不足をスイミングで解消するほか、本を片手に寝そべって、ただただのんびりするのにも好都合。いっぱいで入れないなんてことはほぼなさそうだけれど、必ず訪れたい時間がある人は、早めにホテルへ伝えておくのがベターかも。

ロッカールームの一角には、ドライサウナとスチームサウナを完備。男女で分かれているので、気兼ねなく使うことができる。泳いでジャグジーに浸かり、サウナで温まったあとに冷たいシャワーを浴びて......そんなことを繰り返していると、乱れきった自律神経がこれでもかと整っていきそう。
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photography: JW Marriott Hotel Tokyo
プールを堪能したところで、お待ちかねのスパトリートメントの予約時間に。実はこちらのステイプランには、アメリカ発の「ISUN(アイサン)」のオイルを使用した「アルティメット アロマセラピー カスタマイズ(75分)」、もしくはお好みのメニューに使える3万円分のスパクレジットが付いてくるのだ。

コロラド州の山岳地帯で手つかずの自然の恵みやハーブを用い、コールドプロセス製法で天然石を浸しつくられるアイサンのボディオイルは、どれも多層的で示唆に富んだ、馥郁たる香りのものが揃う。好きな香調から選ぶのはもちろんだし、ローズクォーツやカーネリアン、ガーネットといったジェムストーンに紐づけられるキーワードや、各ストーンと結びつきが強いとされるチャクラの部位から選んでみるのも興味深い。

photography: JW Marriott Hotel Tokyo
ちなみにエディターはこの日、レストラン取材が続いて胃腸の疲れを感じていたのだが、気分と直感でカーネリアンのオイルをセレクト。すると、香り自体が消化促進などに役立つジンジャーやリコリスを含むというだけでなく、それを司るパワーストーンも消化器系の活性化や血流改善のサポートと関連づけられていると聞き、驚いた。

心身が本当に求めている香りに包まれてのトリートメントは、ゆったりと優しくやわらかく、それでいて届いてほしいところにはディープに入ってきてくれるような、しっかりとしたストローク。背面から始まり、足の爪先から手の指先までくまなくオイル浸けにしてもらう頃には、自分の呼吸がいつもよりも安定しているのを実感した。最後にはガチガチに固まった頭皮までほぐしてもらい、たゆたうような極楽の境地から帰還。終わったあとは全身がすっきりとして目が開けやすくなり、とにかく吸う息も吐く息も深く、長い!
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photography: JW Marriott Hotel Tokyo
至福の時間のあとは、少しだけ身支度を整えてひとつ上の階の「華香(かこう)」へ。オプションで、四季折々の食材をモダンな発想で活かしたこちらの日本食を楽しむことができる。

photography: JW Marriott Hotel Tokyo
旬の食材や発酵食品をふんだんに取り入れたコースメニューは、言うまでもなく栄養バランスにも配慮されており、ウェルネスを追求する滞在にぴったり。ひと口、ひと皿と丁寧に向き合って食事を進めていくことで、味覚をはじめとした五感が研ぎ澄まされ、鋭敏になっているのを感じられた。

食事を終えて部屋に戻ると、またうれしいサプライズが。就寝の準備を整えるターンダウンサービスの際に、ホテルオリジナルのノートや、それぞれ眠りと目覚めに適したルームフレグランスなどのギフトが迎えてくれたのだ。
添えられたメッセージ曰く、マリオットの創業者であるJ.W.マリオット氏も生前、日記をつける習慣とともに心を整えていたのだとか。セルフケアの黎明期からウェルネスに着目し、心身の調和を大事にしていたという彼。"書く"ことでありのままの思考や感情を見つめる行為は「ジャーナリング」と呼ばれ、瞑想効果をもたらすといわれているし、これを機にデバイスから少し離れて、リアルな感覚を取り戻してみても。

バスルームにはこれまた、オリジナルの巾着に収められたヒノキボールが。添えられたバスソルトとシャワーオイルは、シャンプーやコンディショナーなどのアメニティと同じ、英国のアロマセラピー アソシエイツのもの。バスタブにお湯を張ってボールを浮かべると、落ち着きとすがすがしさを併せ持つ森林の芳香がふわり。スピーカーでスローテンポの音楽をかけながら、安らぐ香りに包まれてゆっくりとお湯に浸かる......普段の生活ではなかなか実践できないセルフケアにそっと力添えしてくれるこの滞在プランの心遣いに、感謝の念さえ湧いてくる。

就寝時は、このルームタイプとスイートルームにのみ備えられた、イギリス発のデレク ローズのパジャマに身を包んで。高品質な就寝着やラウンジウエアで100年もの歴史を誇る老舗のパジャマは、とろけるような肌心地。希望すれば、新品を購入してお土産に持ち帰ることも可能だそう。
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photography: JW Marriott Hotel Tokyo
ぐっすり寝たら、翌朝は少し早起きして、これまた同じ階のフィットネスセンターへ。いつもはきちんと身支度しないと外に出たくないエディターも、もはやノーメイクで徘徊。

目的は、事前予約していたモーニングヨガクラス。宿泊客は、空きがあれば無料でグループレッスンに参加することができるのだ。アクティブに動くというよりは、ゆっくりと心身を起こしてその日の活力に繋げていってくれるようなプログラムが、頑張って早起きした身体には心地よい。

photography: JW Marriott Hotel Tokyo
部屋に戻ると、ちょうど朝食が到着。このステイプランでは、モーニングが部屋食になるところも特徴のひとつなのだ。この日用意してもらったのは、日本の精進料理に着想を得たというヴィーガンブレックファスト。歯ごたえのある根菜類や香り高いキノコ、食感に奥行きを増す餡かけなどの調理法が積極的に採用され、物足りなさは皆無。むしろ前日のトリートメントや適度な運動、瞑想による効果もあってか、いつもより食材の味がしっかりと感じられ、この滋味深さが非常に心地よかった。

チェックアウトまでは、部屋でゆっくりクリスタルボウルやストレッチを堪能したり、最後にもう一度プールやサウナで過ごしたり。ちなみに、30階のロビー横には「セリーンスペース」と呼ばれる小さな瞑想ルームがあり、ここでメディテーションに励んでみても。今後、この場所でのクリスタルボウルの演奏会や、マインドフルネスに関連づけた食事法のセッションなど、さまざまなオプションやプログラムを考案中だというから、要チェックだ。
チェックアウト時刻の12時は遅めな設定のはずなのにあっという間にやってきて、気分はさながら鐘の音を聞いたシンデレラ......。ただ、再び労働の日々へと戻っていきながらも、その足取りはいつもよりふわふわと軽く、心持ちは海が凪いだように穏やかだった。思考がクリアに冴えわたって、余裕と安定感のある心身の状態へ整えてくれるご褒美ステイ。一度体験してみてきっと損はない。
東京都港区高輪2-21-2
03-3434-7070
https://www.jwmarriotthoteltokyo.com
JWマインドフル パッケージ
¥170,775~(1室1名利用時。税・サービス料15%込み、宿泊税別。滞在は2名まで)
内容:
スパクレジット30,000円分(1名1泊あたり)、インルームダイニングブレックファースト(1名1泊あたり)、特別なウェルカムアメニティとターンダウンアメニティ、バスリチュアルセット、ISUNボディオイル、ジャーナリングノート
editing: Misaki Yamashita




