生粋のパリジェンヌが、愛する地元モンマルトルを案内。
パリは個性豊かな小さなエリアがヴィラージュのように集まっている街。注目エリアを、可愛いものが大好きなおしゃれパリジェンヌたちがナビゲート。昔から映画の舞台にもなり、世界中の観光客からも人気のモンマルトルを案内してくれるのは、子どもの頃からこのエリアに暮らすモデル/ブロガーのエリザベス・テイシェラ。
[18区]ラマルク・コランクール
モンマルトワーズが大好きな、花々と坂道の素朴な風景。
エリザベス・テイシェラ(モデル、ブロガー)

ゆるやかな石畳に佇むカフェ、ラ・メゾン・ローズは、ピンク色の壁が目印の可愛い一軒家。1905年から営業する老舗で、モンマルトルのシンボリックな存在。
La Maison Rose
2, rue de l'Abreuvoir 75018
Tel. 01・42・64・49・62
営)10時~22時30分L.O.(火~日) 休)月 カード:MASTER、VISA
www.instagram.com/lamaisonroseofficial
パリの中心から少し離れ、サクレクール寺院周辺のノスタルジックで可愛らしい街並みは、昔からよく映画の舞台にもなっている。観光客にも大人気のモンマルトル。子どもの頃からここに暮らすエリザベスにとって、石畳の小径や、ユトリロの絵画に描かれた場所やケルテスのモノクロ写真の急階段、カラフルに塗られた家を学校帰りの散歩道に眺めて楽しんでいたそう。
「大学ではモードを専攻したから、毎日のようにラマルクから丘を越えて生地問屋に行ったり、学生時代の思い出の場所よ。いまも18区に住んでいるし、私は生粋のモンマルトワーズ(モンマルトルの住人)!」

19世紀後半から20世紀にかけて、ユトリロやビュッフェ、ピカソなど数多くの芸術家に愛されたモンマルトルは、いまでも当時の面影が色濃く残るアーティスティックな街並み。

コルト通りを散策するエリザベス。
そこから北に位置するラマルク・コランクールからジュール・ジョフランは、観光名所から一変、気取りのない地元の日常生活の風景。異国のバザールのように混沌としているクリニャンクールの蚤の市も近く、歴史あるアトリエ建築やオスマン様式の建物も多い。ここ数年、ニューウェーブの焙煎コーヒーの店や、北欧ヴィンテージを扱う店などが増えてきて、モダンに進化してきている。最近ではこの界隈をサウス・ピガールのSo-Pi(ソーピー)と比較して、ノースモンマルトルの略でNo-Mo(ノモ)と呼び名がついたほど。
「でもきっと何年経っても、ピガールやマレほどメジャーにはならないと思う。だって、ここはモンマルトルよ! さりげない素朴さこそ、愛される理由だもの」

無名時代のピカソやマティスも通った居酒屋オ・ラパン・アジルは、伝説のシャンソニエとして、いまでも世界中からファンが訪れる人気店。
Au Lapin Agile
22, rue des Saules 75018
www.au-lapin-agile.com
花屋や雑貨店、カフェなど、エリザベス行きつけのお店を下記からチェックしてみて。
パリ出身。モデル兼ブロガーとして、パリやミラノのファッションを中心に発信。また自身のブランドElisabeth Teixeiraのデザイナーも務めている。
www.unemorueaparis.com
photos : TAISUKE YOSHIDA, réalisation : HIROKO SUZUKI, collaboration : MASAE TAKATA (PARIS OFFICE)
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