若くて将来も有望！　ヨーロッパの未来の女王たちとは？

Culture 2020.10.31

オランダ、スウェーデン、ベルギー……将来、王位に就くことになるヨーロッパの王女たち。未来の女王たちの横顔をご紹介。

アストゥリアス州アシエゴ村を訪問したスペインのレオノール王女。（2019年10月19日）photo : Getty Images

純白のコートを纏って玉座の間を歩くその姿に会衆は魅了された。2019年10月25日、ブリュッセルの王宮で催された18歳の誕生日を祝う式典で、エリザベート王女はベルギーで最も権威のあるレオポルド勲章グラン・コルドン章を受勲し、記念演説で「国のために使命を果たします」と誓いの言葉を述べた。最近、王立士官学校での訓練がスタートしたばかりだが、将来は父フィリップ国王の跡を継いでベルギー女王となることがすでに決まっている。

スウェーデンのヴィクトリア皇太子から、ルクセンブルクのアマリア公女まで、エリザベート王女のように自らの父や祖父の跡を継ぐことになりそうな王女たちはほかにも。彼女たちが玉座に就く暁には、きっと、偉大な先駆者エリザベス2世のように、君主としての使命を完璧に果たすに違いない。

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ヨーロッパの未来の女王たち

1 ベルギー王女エリザベート
2001年10月25日、ブリュッセル生まれ。現在19歳のエリザベート王女は将来、ベルギー史上初の女性君主となる。同国ではこれまで女王といえば国王の配偶者だけだった。2013年7月21日にブラバント公位を継承し、2019年にはベルギーで最も権威のあるレオポルド勲章グラン・コルドン章を受勲した。（ブリュッセル、2019年10月25日）photo : Abaca

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2 スペイン王女レオノール
2005年10月31日生まれ。現在15歳。スペイン国王フェリペ6世とレティシア王妃の長女。レオノール王女は2014年6月19日に公式にヨーロッパで最年少の王位継承者となった。最年少の座は同年12月に誕生したモナコのジャック公子に渡ったが、2019年10月のアストゥリアス皇太子賞授章式では、見事なスピーチを披露し拍手喝采を浴びた。（マドリード、2020年2月10日）photo : Abaca

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3 スウェーデン王女エステル
2012年2月23日、ソルナ生まれ。現在8歳。スウェーデン皇太子ヴィクトリアとダニエル王子の長女。エステルイェートランド公爵の称号を持つ。母親に続き、スウェーデン王位継承順位第2位。（ストックホルム、2020年2月23日）photo : Abaca

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4 オランダ王女カタリナ＝アマリア
2003年12月7日、デン・ハーグ生まれ。現在16歳。オランダ国王ウィレム＝アレクサンダーとマクシマ王妃の長女。2013年、父親の即位により、君主の法定推定相続人に付与される称号であるオラニエ女公を継承した。（デン・ハーグ、2020年7月17日）photo : Abaca

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5 ノルウェー王女イングリッド＝アレクサンドラ
2004年1月21日生まれ。現在16歳。ノルウェー王太子ホーコンとメッテ＝マリット妃の長女。代母であるスウェーデンのヴィクトリア皇太子の結婚式ではメイド・オブ・オナーを務めた。（オスロ、2018年6月7日）photo : Getty Images