スティーヴ・ジョブズの娘イヴ、モデル契約を発表！

アップルの共同創業者スティーヴ・ジョブズの娘が、ゆっくりと、しかし確実にモデルとしてのキャリアを歩み始めている。

パリ・ファッションウィークのルイ・ヴィトン2022-23年秋冬コレクションのショーに登場したイヴ・ジョブズ。(パリ、2022年3月7日） photo: Abaca

身長175cm、小麦色の髪、端正な顔立ち。一流モデルエージェンシーDNA Modelsの新人は、ただのニューフェイスではない。イヴ・ジョブズは、アップル社の共同創業者である故スティーブ・ジョブズとローレン・パウエル・ジョブズの末娘だ。

パリコレ真っ最中の3月7日、イヴはインスタグラムで初めて、ファッションモデルとして同社とマネジメント契約を結んだことを発表した。同日、オルセー美術館で開かれたルイ・ヴィトンのショーには、頭からつま先までルイ・ヴィトンのルックで固め、ゲストとして訪れた。

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去年のファッションウィークでデビュー

2021年9月、イヴが初めてランウェイを歩いたのもパリだった。コペルニの2022年春夏コレクションで、蛍光グリーンのトップスとスパンコールのミニスカート姿で登場したのだ。23歳のイヴは、これを機に、バルマンのオリヴィエ・ルスタン就任10周年記念のコレクションにも出席した。インスタグラムにショーに出席した様子を投稿した彼女だが、その姿がカメラマンの注目を集めることはなかった。それまで騎手として知られていた彼女が、360度の方向転換を果たしたのだから。

 

 

 

 

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騎手として

イヴは幼い頃から馬術に情熱を注いできた。10代のころには、馬術を仕事にしたいと思うようになったという。その情熱は、グランプリ・クラシックやロンジンマスターズ・オブ・パリなど、ファッションとはかけ離れた馬術の一流大会の表彰台へと彼女を導いた。

兄のリードと同じスタンフォード大学の学生で、優れた騎手でもあるイヴ・ジョブズは、これまでスポットライトを浴びることはなかった。しかし2020年、化粧品ブランドのグロッシーのクリスマスキャンペーンで、彼女の顔は世界中に知れわたった。カメラの前で第一歩を踏み出して1年あまり、イヴは初めて契約を結ぶことになった。