ガブリエル・シャネルの意志を継ぎ、シャネルの映画へのサポートは続く！　

Culture 2025.01.01

シャネルというブランドの映画製作支援において、衣装提供は作品の芸術性や映画作家たちへのリスペクトを軸にしており、映画作家たちが作品を作るうえで有益なサポートとなっている。ここでは、そんなシャネルの衣装が映える70年代～90年代の作品を紹介。

『ジャッカルの日』

ドゴール大統領暗殺を請け負った殺し屋ジャッカルと、彼を追う警察の戦いを描いた社会派サスペンス。ブルジョアの男爵夫人役のデルフィーヌ・セイリグが華を添える。

The Day of The Jackal
●監督／フレッド・ジンネマン　●出演／エドワード・フォックス、ミシェル・ロンズデールほか　●1973年、イギリス・フランス映画　 ●142分　●U-NEXTにて配信中

『Pardon Mon Affaire』（原題）

真面目な中年男が赤いドレスの女にひと目惚れ、友人3人の力を借りて彼女に近づこうと奮闘するコメディ。ふたりの出会いは『七年目の浮気』のマリリン・モンローの名シーンへのオマージュ。

『Pardon Mon Affaire』
●監督／イヴ・ロベール　●出演／ジャン・ロシュフォール、クロード・ブラッスール、ギィ・ベドスほか　●1976年、フランス映画　●104分

『ニューヨーク・ストーリー』「ライフ・ウィズアウト・ゾイ」

マーティン・スコセッシ、フランシス・フォード・コッポラ、ウディ・アレンの3巨匠がNYを舞台に描くオムニバス映画の第2話は、高級ホテルに暮らす12歳のおしゃまなゾイが喧嘩別れした両親を仲直りさせようと奔走するお伽話。父とともに脚本を手がけたソフィア・コッポラとの縁でシャネルが衣装協力。全身シャネルで通学するゾイは大人顔負け！

New York Stories～Life without Zoe
●監督・脚本／フランシス・フォード・コッポラほか　●出演／ヘザー・マコブ、タリア・シャイアほか　●1989年、アメリカ映画　 ●124分　●DMM TV、Rakuten TVにて配信中