ジャクリーン・ケネディが毎朝食べていた、高タンパク朝食。

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ジャクリーン・ケネディは栄養バランスの取れた朝食を毎朝欠かさなかった。ホワイトハウスのシェフの作っていたメニューは、誰でも自宅で簡単に作れるものだ。

photography: aflo

朝食は「一日のうちで最も重要」というのが通説だ。だから朝食を食べないなんてとんでもない話だ。そして栄養学的には、高タンパクの朝食で一日を始めることが肝要だとされている。これはジャクリーン・ケネディがホワイトハウス時代に実践していた習慣でもある。ジョン・F・ケネディ大統領時代に大統領一家の料理人だったシェフのルネ・ヴェルドンは1967年に『ホワイトハウスシェフの料理本』(日本語版は2016年に鹿島出版会より刊行)を出版した。シェフはこのなかで元ファーストレディーの朝食はとてもシンプルであり、栄養価の高い食材を使ったクラシックな朝食だったことを述べている。

「ハロー」誌によればシェフはこの本で「ホワイトハウスのケネディ一家は、凝った卵料理など特に欲しがりませんでした」と記している。ジャッキー・ケネディが望んでいたのは誰でも自宅で簡単に作れるような朝食だった。シェフによれば、それは「オレンジジュース、スクランブルエッグ、ベーコン2枚、ハチミツ少々、スキムミルク1杯」だったそうだ。JFKジュニアの母であるジャッキーは、これに時折、紅茶かコーヒーをプラスすることもあった。

ジョン・F・ケネディの朝食

質素と言っていいほどの食事内容だが、タンパク質を豊富に含むため、朝食として非常に理にかなっている。フランスの健康情報誌「サンテ・マガジン」によれば、スクランブルエッグには約10グラムのタンパク質のほか、免疫力を高めるビタミンEやビタミンDなど、重要な栄養素が含まれている。これらは脳の働きや骨の健康を支え、一日を通して満腹感を維持するのに役立つ。なおベーコンもタンパク質が豊富な食品だが、一方で塩分や添加物を含み、心疾患のリスクを高める可能性があることも忘れてはならない。さらにオレンジジュースはビタミンCを供給し、免疫機能を高めると同誌は伝えている。最後にミルクは、成長や骨の健康に欠かせないだけでなく、筋肉の回復やエネルギーレベルの維持にも役立つ。

ホワイトハウスで栄養バランスの取れた朝食を好んでいたのはジャクリーン・ケネディだけではない。『Dinner with the President : Food, Politics, and a History of Breaking Bread at the White House(大統領とのディナー:食物、政治、そしてホワイトハウスにおける「食卓を共にする」歴史について)』の著者アレックス・プルドームによれば、ジョン・F・ケネディ大統領の朝食もオレンジジュース、卵、ベーコン、ジャムトーストにカフェオレだったそうだ。アメリカ有数の高名な家族が食べていたのは実にシンプルな朝食だったのだ。

From madameFIGARO.fr

※この記事は、フランスの新聞社「Le Figaro」グループが発行する「madame.lefigaro.fr」で掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。

  • text: Leonie Dutrievoz (madame.lefigaro.fr)