エマ・ワトソン、18年前から所有するフランスの豪華な館で送る静かな日々。
パリ生まれの人気女優エマ・ワトソンは、フランスに特別な思い入れを持っている。18歳のときには、すでにフランス・アルプスにある高級シャレーを購入していた。

冬のバカンスは、フランスの山々で過ごす。私生活について常に非常に慎重なことで知られるエマ・ワトソンは、パパラッチに張り込まれないよう、できる限り目立たないよう心がけてきた。パリ生まれの36歳のイギリス人女優である彼女は、以前からフランスに特別な愛着を抱いている。実際、アルプスの中心部にセカンドハウスを所有している。2008年、18歳の誕生日を迎え、バカロレア試験に見事合格したばかりだった彼女は、スキーリゾート地メリベルにある、120万ドル(約1億9千万円)相当の豪華なシャレーの購入を決めた。
この邸宅を購入したことで、冬は人知れず山で静かに過ごせるようになった。「この家は、エマがバカロレア試験で優秀な成績を収めたこと、そして自ら懸命に稼いだお金の一部をようやく自由に使えるようになったことを祝うためのものでした。彼女は今年、本当に懸命に働き、誕生日もほとんど祝っていませんでした。だから、これは彼女が自分自身に贈ったプレゼントだったのです」と、彼女がこの邸宅を購入した当時、『テレグラフ』紙にエマ・ワトソンと親しい友人が語ったと雑誌「ハロー!」は報じている。
人目を避けるために
メリベルの街を歩けば、どこででもエマ・ワトソンに出会えるというわけではない。プライバシーを何より大切にする彼女は、人目を集めることを望んでいない。エマが最後にフランスの山岳地帯で目撃されたのは2024年12月。メリベルと同じ「レ・トロワ・ヴァレ(3つの谷を意味する)」スキーエリアに属するクールシュヴェルで、友人たちとスキーを楽しむ姿が撮影されていた。エマ・ワトソンのシャレーが建つ場所について、メリベルの不動産会社レジェット・イモビリエで働くテオ・カムフェルマンは、英紙『ミラー』に次のように語っている。「(このシャレーは)メリベルの中でも特に人気の高い地区にあり、プライバシーが守られることから、著名人や富裕層に好まれています。環境保護の規制によって新たな建設が制限されているため、需要は供給を大きく上回っており、とりわけ高級住宅街ではその傾向が顕著です。」
同氏によると、女優であり活動家でもあるエマ・ワトソンは熱心なスキーヤーで、たびたびメリベルのスキー学校のインストラクターにレッスンを依頼しているという。そのインストラクターは彼女について、「とても感じがよく、気取ったところのない人です」と評している。また、この山荘では家族とともにクリスマスを過ごすこともある。2022年に弟のアレックスがInstagramで公開した写真からも、その様子がうかがえる。弟のアレックスとは、シャブリにある家族所有のブドウ畑「ドメーヌ・ワトソン」も共同で所有している。このブドウ畑は30年以上前に父親が植えたもので、数々の受賞歴を誇るワインを生み出している。また、ふたりはここで「ルネ(Renais)」というオリジナルのジンも製造している。英国・イズリントンの自宅やメリベルのシャレーで過ごしていないときは、エマ・ワトソンはブルゴーニュの美しい風景の中で穏やかな時間を楽しんでいる。
From madameFIGARO.fr
※この記事は、フランスの新聞社「Le Figaro」グループが発行する「madame.lefigaro.fr」で掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。
- text: Leonie Dutrievoz (madame.lefigaro.fr)
- translation: Hanae Yamaguchi