本を愛するデュア・リパ、ロンドンの文学祭でパティ・スミスと対談。

Culture

デコラティブなブラウスにタッセル付きのドレス、羽根のパンプス……。読書をこよなく愛するアルバニア系イギリス人歌手のデュア・リパが「ロンドン文学祭2026(London Literature Festival 2026)」にホスト役として登場し、注目を集めている。

デュア・リパ、「ロンドン文学祭2026」にて。
photography: Jeff Spicer / Getty Images

文学ファンは今年、第19回「ロンドン文学祭」でひときわ異色のホストに出会った。デュア・リパである。10月21日から11月1日の期間中、歌手の彼女はロンドンのサウスバンク・センターで著名な作家や新進気鋭のクリエイター、アーティスト、各賞受賞者、ノーベル賞作家らと文学をめぐる対話や考察を繰り広げている。この音楽界のスターにとってアート、ファッション、書籍を融合させた彼女独自の世界を披露し、共有する新たな機会だ。

読書好きの歌手は音楽活動と並行して2025年5月に読書クラブ「Service95」を立ち上げた。約8900万人のフォロワーに読書の魅力を伝え、もっと本を読むよう呼びかけるためだ。同ブッククラブのInstagramアカウントには80万人近いフォロワーがおり、歌手はおすすめの本やお気に入りの作品、書評について定期的に発信している。

モードと文学を読み解く

10月24日にベストセラー作家のゼイディー・スミスとの初対談に臨んだデュア・リパは、印象的な赤いウールのシャネルのドレスで登場した。ウエストのタッセルがアクセントのドレスは、メゾンの現アーティスティック ディレクター、マチュー・ブレイジーが手がけた2026年秋冬コレクションの一着だ。服にマッチした大ぶりのイヤリングと、イタリアのブランド、レ・シーラの黒いレースアップレザーブーツを合わせ、エレガントにまとめた。

数時間後には詩人、作家、作曲家、映画監督として活動するスーダン系カナダ人のムスタファとの対談があった。ここでは2着目のルックで登場。1着目同様、素敵な装いだった。プラダの黒いミディ丈スカートとキャミソールを組み合わせ、下着のストラップをあえて見せている。デイジーの刺繍を施した黒いニーハイソックスがポイントの装いだ。白い羽根のポインテッドトゥローヒールパンプスを合わせていた。

デュア・リパ、「ロンドン文学祭2026」にて。
photography: Jeff Spicer / Getty Images

翌日曜日にはミュージシャンで作家のパティ・スミスとの対談に臨んだ。デュア・リパはスキャパレリの2027年春夏コレクション作品で壇上に上がった。スパンコールや色鮮やかなパーツをあしらった透けるブラウスにゆったりした黒パンツ、ゴールドバックルのレザーベルトという組み合わせだ。まさに、本の祭典であり、ファッションの祭典でもあった。

From madameFIGARO.fr

※この記事は、フランスの新聞社「Le Figaro」グループが発行する「madame.lefigaro.fr」で掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。

  • text: Bénédicte Magen (madame.lefigaro.fr)