ジョージ・クルーニー、新しい髪色について自嘲的にコメント。
Celebrity 2025.06.04
テレビのトーク番組に出演した俳優は役のためにカラーリングした髪を「ダサい。中年の危機に直面した男みたい」とけなした。

銀髪の俳優と言えばこの人の名前が頭に浮かぶぐらい、ジョージ・クルーニーは自然な白髪を大切にしてきた。だがブロードウェイでの初舞台のため、ネスプレッソのイメージパーソンは髪を黒く染めることを余儀なくされた。「ピープル」誌が報じるように、俳優は染めた髪に違和感を覚えているようだ。
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ひどいもんだ
6月2日、米NBC局のトークTV番組「レイト・ナイト・ウィズ・セス・マイヤーズ」に出演したジョージ・クルーニーは、グレーの帽子を目深にかぶってやってきた。髪の色に耐えられず、「隠したい」からだそうだ。「本当にダサい。中年の危機に直面した男みたいじゃないか。64歳にもなって中年の危機なんてどうかと思う」と冗談めかして言うと「ひどいもんだ。毛先はいつまでも黒くて根元が白い」と染めてから2ヶ月ほど経っている髪がひどく気に入らないようだった。「まあ、でも生え際はきれいなグレイヘアだけど」とも笑いながら口にした。
妻は面白がっている
ジョージ・クルーニーが自分の頭を自虐ネタに使うのはこれが初めてではない。4月21日、米CBS局の朝のニュース番組に出演した折には開口一番、「分かってるよ、みっともないよね」と先制すると、自分の白髪歴を語った。「25歳頃から白髪が出てきたので人生の大半をグレイヘアで過ごしてきた! だから、(今の髪は)好きじゃない」。家族も同意見のようだ。「妻(アマル・クルーニー)は面白がっているし、(中略)子どもたちからも、からかわれる。正直、63歳で髪を染めるなんて、これ以上老けてみえるものはない!」
跡形もない
俳優にとって幸いなことに、舞台「グッドナイト・アンド・グッドラック」の公演が間もなく終了すれば、この髪型ともお別れだ。「千秋楽は日曜日。マチネ公演があり、その晩にトニー賞授賞式へ行く際には跡形もないだろう」と、トーク番組で俳優は語った。しかし、その際はどう処理するのだろうか。新たにカラーリング? それともすっぱり剃る?
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text: Valentine Delétoille (madame.lefigaro.fr)