ネイビージャケット、エルメスのバッグ、シャルべのシャツ。スタイリスト清水奈緒美の【フレンチシックな私物】

おしゃれ賢者が考える、"フレンチシック"の定義とは？ 3つのキーワードとともにフレンチシックな私物コレクションをご紹介。

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清水奈緒美
スタイリスト

自分らしくいられる、シャツとジャケットとバッグ。

フレンチシックとは「モダンでありながら普遍的、シンプルで洗練されたスタイル」と話す清水奈緒美。「幼少の頃から不思議と、フランスのカルチャーやデザイナーに惹かれていました。歳を重ねたいま、気負うことなく着られる日常着が、私にとってのフレンチシックだと思います。今回挙げたアイテムは、どんな時でも自分らしくいられる、ワードローブに欠かせないスタイルの要です」

Keyword 01
ネイビージャケット

「どんな場にもなじんでくれる相棒のような、頼りになるアイテム」。学生の頃に出合ったというシャネルのブレザー、理想的な形に一目惚れしたエディ・スリマン期のセリーヌのダブルジャケット、この春新調したオーラリーのカシミアジャケット。

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Keyword 02
譲り受けたバッグ

3年前、祖母から譲り受けたというエルメスのプリュム。「新品でぴかぴかのバッグを持つことが気恥ずかしく、慣れないことのひとつです。家族が使い倒して、もう新しいものを探そうかなというタイミングが狙い目で、私にとっては受け継ぐ絶好のチャンス。美しいバッグが年月を重ねた姿にこそ、さらなる魅力を感じます」

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Keyword 03
シャルべのシャツ

「パリを初めて訪れた時以来、行くたびに買い足しています。着心地が良く、何より生地が美しく、好きな型をオーダーできるのもうれしい。シャルべのシャツには私が思うフレンチシックがギュッと詰まっています。これからもずっと着続けたい、エターナルなシャツたちです」

＊「フィガロジャポン」2025年6月号より抜粋