デムナによるグッチ、2027クルーズコレクションがNYタイムズスクエアを占拠!

Fashion

2026年5月16日の夜、グッチのアーティスティック・ディレクター デムナによる2027年クルーズコレクション「GucciCore」のプレゼンテーションがニューヨークで開催された。ランウェイショーは、 “グッチの新章” にふさわしく、マンハッタンの中心、タイムズスクエアの路上をジャックするという大胆な演出で、招待客や通行人たちを驚かせた。きらびやかな派手さとスリリングな猥雑さを併せ持つタイムズスクエアは、まさにニューヨークを象徴する場所であり、デムナが手掛ける新たなコレクションにふさわしい舞台。また、グッチにとってニューヨークは、1953年にイタリア国外初のショップをオープンした特別な街でもある。

シルクサテンのスーツやレザーのセットアップなど、リッチなテクスチャーの素材を贅沢に使用し、イタリア的な艶やかさを表現。

2026年秋冬コレクションでのランウェイデビュー以降、デムナの持つ、時に“反逆児”とも称される独特のストリート感覚を、どのようにグッチの美学へ落とし込むのかに大きな期待が寄せられていた。そして今回のショーで提示されたのは、グラマラスなセクシーさを纏った、90年代グッチへのおおいなるオマージュである。ひと目でグッチとわかる普遍的でありながら現代的なワードローブを再構築したコレクションは、グッチの新しい展開(チャプター)への期待をさらに高めるものとなった。

タイムズスクエアのメインストリート、ブロードウェイ沿いに並ぶ巨大液晶スクリーンのすべてが、グッチのショー映像を映し出すライブビジョンへと変貌。その真下にはキャットウォークが設けられ、最新のグッチルックに身を包んだ豪華ゲストたちが両脇からショーを見守った。アップタウンからソーホー、ハーレム、ブルックリンまで、ニューヨークという都市に共存する多様なスタイルやカルチャーのニュアンスを巧みに織り込みながら、コレクションは披露された。

ピンストライプやシルクプリントのドレスを現代的な感覚で蘇らせたスタイリングや、ラグジュアリーなファーコートをあえてラフに羽織る着こなしは、90年代を彩ったソーシャライトたちを彷彿とさせた。

また、GGパターンの多彩なバッグ類や、1950年代以来のシグネチャーであるウェブストライプは、バンドゥトップやヨガマット用ストラップホルダーへと姿を変え、スタイリングのアクセントとして新たな魅力を放った。

クロコダイルのような質感を表現したスパンコールや、ビーズフリンジ、フェザー刺繍などを施したオートクチュール的アプローチのルックは、コレクションにより一層プレシャスな輝きを与えていた。

世界中から集結したトップモデルたちに加え、パリス・ヒルトン、フットボール界のレジェンド 、トム・ブレイディ もランウェイに登場。そしてフィナーレでは、往年のスーパーモデルの シンディ・クロフォードがフェザーをあしらったブラックドレス姿で現れ、華やかにショーを締めくくった。

今回のイベントのためにタイムズスクエアへ集まったゲスト陣の豪華さも、新生グッチへの期待と話題性の大きさを物語っている。マライア・キャリー、リンジー・ローハン、キム・カーダシアン、日本からは俳優の佐野勇斗らが最新のグッチルックに身を包んで来場し、フロントロウはランウェイに匹敵するほど華やかなファッションの競演となった。


セレブリティをチェック!

  • 佐野勇斗

  • 佐野勇斗

  • マライア・キャリー

  • ショーン・メンデス

  • ジャン・リンホー

  • kemio

  • リンジー・ローハン

  • キム・カーダシアン

01 / 08
  • Images Courtesy of Gucci
  • text: Junko Takaku