シャクティマット、痛い!から「痛気持ちいい」へ。【22時のポチ!】

Lifestyle

フィガロエディターのライフスタイルチームを中心に、日常をほんの少し豊かにするモノ・コトを綴る連載「22時のポチ!」。夜な夜な高まる物欲に身を任せ、ついついポチッと買ってしまった日用品や便利グッズ、購入後のエピソードまで、リアルなお買い物事情をお届けします。

メーカーが掲げる「1000回分のマッサージをこの1枚で」というコピーは本当か。

ついに買いました。話題の「シャクティマット(Shakti Mat)」。無数のプラスチック製スパイクが並んだ、インド発祥の鍼治療や指圧の原理を応用したツボ押しマットです。

「疲れた体を、たった20分でリセット」などの売り文句に興味をそそられていたもののなんとなく踏み出せずにいました。仕事と子育て、そもそもマッサージに行く時間がない。合間を見つけて予約しても、急な打ち合わせが入り、今日もキャンセル……。

そんなある日、「VIVANT」(シーズン1)を寝ながらスマホで見ていたら、首が痛くて眠れない。「ドラム、かわいいな〜」「ブルーウォーカーかっこいいな〜」などと思いながら、首を回しているうちに、ふと思った。そうだ、シャクティマットをポチろう!と。

私が選んだのは「究極のシャクティセット」。強度は”迷ったらまずはこちら”という言葉に素直に従って「ORIGINAL」。

届いたのがこれです。

で、実は届いて一瞬指で触って「痛! 無理無理」となってかれこれ2週間ぐらい放置。ですがつい最近やっと再開封。いざトライ!

まず枕部分、頭は大して痛くない。痛気持ちいい。肩から腰にかけて、これが結構痛い。でもじっとしているとだんだんと痛さから心地良さへ変わっていく。5分後には身体に圧をかけてより痛みを感じたい!とぐいぐいマットに沈み込もうとする自分がいました。「私、マゾだったのかしら」と思うほど。

2日目には、もうマットの上に寝転びながら「VIVANT」の続きを見てました。

1話分をマットの上で見るぐらいが私にはちょうど良く、終わった後は背中がじんわり赤くなっていますが、ポカポカに。さらに頭がスッキリする感覚があります。

さすがにマットの上で寝落ちすることはないのですが(「VIVANT」見てるからかもしれませんが)そのまま眠ると翌朝スッキリ! という実感までは正直ないものの、歯ぎしりの激しい私ですが、朝の顎の疲れがなんとなく軽く感じる日もある。

1000回分のマッサージの代わりになっているかはまだ分からないのですが、整体を受けた後のいい意味でのだるさみたいな味わいがあるので、達成感が程よいのです。

シャクティマットは、どうやって生まれた?

2014年にニュージーランド出身の親友ふたりがタイを旅したことがきっかけで生まれたという「シャクティマット」。指圧の力でウェルビーイングを取り戻す可能性に魅了され、指圧・針・マインドフルネスの良さを世界へ!をモットーにインドのバラナシにて手作りでマット制作をスタートしたそう。ひとつひとつ手作りであることに加え、女性の自立を支援する雇用環境や、フェアトレード認証工場とのパートナーシップなど、ものづくりの背景にも共感。これも「ポチ!」を後押しした理由のひとつ。

マルチタスク慣れの私にちょうどいいリラックス法。

左手は携帯でメールを返信しながら、右手では子供のためにスムージー作り。向かいに座る編集KIMのインプラント話を聞きながら、手元では精算作業。といったようにマルチタスクが常の日々。そんな私、ただのんびりゆったり瞑想したり、エクササイズだけ!みたいに自分のための1点集中時間はもう逆になんだか落ち着かないのです。

ただ、このマットに寝転ぶと痛みを程よく感じるので雑念が消える。「VIVANT」だけでなく「T乾」の続編も見れる。効率がいいのです。

癒しのために時間を使うのではなく、ドラマも見ながら身体もケアできるというところが私にとって満足度も高いのです。
最近は、足裏に挑戦。これがとっても痛い。

このスパイクに、重くなってきた全体重をかけるのはまだ痛すぎて無理なのですが、足裏を乗せた途端に視力が良くなったのか?と思うほど、視界がクリアになったように感じる。

すべてが手作りということでいまは予約注文のようですが、この快感をぜひ味わってみてほしい。

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2024年よりフィガロJPの編集長。プライベートでは5歳と7歳の母。子育てに追われすぎてなかなかできていない鼓のお稽古を再開したい。最近の至福のときは新しいクラフトビールの試し飲み。民芸好き。