自宅のワークスペース、見直すべきポイントは5つ!

Interiors 2021.05.10

コロナウィルスの影響が長期化する中、テレワークが定着しつつある。自宅で仕事をする時間がぐっと増えたいまこそ、テレワーク用の環境を見直したいところ。ワークスペースから正真正銘のホームオフィスまで、空間作り、収納、インテリアなど、役立つアイデアを紹介する。

bureau-madecom-article.jpg棚とデスクの組み合わせが自在なモデル、Jory。photo:Made.com

テレワークが長期化している。北欧諸国では広く浸透しているワークスタイルだが、フランスでもロックダウンを機に一般化し、企業も長期的な導入を検討し始めている。こうした状況のなか、自宅に仕事部屋の名に値する空間を作ることは、快適な環境で仕事をするために欠かせない条件。そこで自宅にワークスペースを作る時のコツとは?

Point1.良質の設備に投資する。

独立した仕事部屋を作る場合も、居間や寝室の一角にワークスペースを設ける場合も、きちんと仕事ができる空間を作ること。食卓のテーブルの端っこや膝の上にノートパソコンを置くなんていうのはもってのほか。ミニマルな壁付けカウンターから大型のデスクまで、さまざまなモデルが存在するので、きっと自分にぴったりのものが見つかるはず。落ち着いて仕事をするために、椅子も快適なものを選ぼう。

Point2.採光を考える。

地下室で働きたい人はいないはず。したがって、窓のない部屋に仕事場を設けるのは避けたほうがいい。コンピュータは日光の反射を防ぐために窓を背にして置くのがベスト。自然光には照明をプラスする。USBポートつきランプや鉛筆立てと一体になったランプなど「ひとつで2役」のインテリアアイテムもある。

Point3.収納を最適化する。

書類を整理するために家具や書類ケースを増やしたくない人には、収納とカウンターデスクが一体になったモデルが便利。ラック付きデスクのようなコンパクトなタイプもあれば、本棚と呼べるほど存在感のある収納付きデスクもある。後者のタイプは棚の位置や仕切り方を変えられるものが多いので、リビングの一角にちょっとした作業用のワークコーナーを設けたい人には理想的だ。置物や画集などの間に書類をスマートに収納できる。

Point4.デスクアクセサリーを活用する。

快適に仕事をするためには、整理整頓が欠かせない。デスク周りを(きちんと)整え、USBハブやスマホ充電のための電源、書類収納ケース、ファイルボックス、鉛筆立てなど、必要なアイテムを揃えること。壁に空きスペースがあれば、パンチングボード(ペグボード)を取り付けて、壁面ラックとして活用しよう。

Point5.ホームオフィスでデスクを共有? ワークスペースは別々に!

家族みんなでデスクを共有するのはトラブルの元になりやすい。それぞれ自分のスペースを持つことが肝要。子ども部屋のレイアウトを参考にして、2つのワークスペースを対面、あるいは隣同士に配置するといい。

Immerse_Shift_nopeople-article.jpg

数人でデスクをシェアするなら。テーブル「Immerse」と肘掛け椅子「Poppy」はいずれもパトリシア・ウルキオラのデザイン。photo:Haworth

texte : Carine Keyvan(madame.lefigaro.fr)

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