永山瑛太のビジュアルも！ モロッコカーペットを探しに。

今回の展示用に作成されたポスターには、俳優の永山瑛太が起用された。

線路跡地にできた下北沢のreload（リロード）は、人と地域、カルチャーを繋げることで、新しいコミュニティを生み出していく場所。そんな発信地で、モロッコカーペットの展示イベントが開催される。

モロッコには、ベルベル人という原住民が住み、自然とともに暮らす遊牧民たちは当時、「文字」をもたなかったと言われている。象形文字として引用され、口伝いにさまざまなことが伝えられていた、と。
このモロッコカーペットはいわば「手紙」だったのだ。カーペットづくりは女性がひとりでする仕事であり、母から子へと大切な意味がこめられた手紙――この手紙は「祈り」とも呼ばれ、それが脈々と受け継がれ、壮大な歴史を内包しながら現代という時代に届いている。

ベニワレンという最も有名なカーペットは、いまでは“アート”とも言われている名品。今回reloadで開催されるこのイベントでは、日本には存在しない規格外の素晴らしい“アート”カーペットを展示販売。一枚のカーペットが紡ぐ物語を、この機会に感じてみて。