インテリアも美しい、タイ・バンコクのおすすめホテル7選。

Travel 2024.08.01

川沿いでお籠り滞在がかなうリゾートや、レストランが入った街歩きに便利なシティホテルまで! どんな休日を過ごしたいかで選ぶバンコクのステイ先、あなたはどちらへ?


伝統的なヴィラで古き良きタイの暮らしを堪能。

Siri Sala Private Thai Villa
シリ・サラ・プライベート・タイ・ヴィラ

100年以上前のラーマ6世時代に運河の関門で働いていた収税人が暮らしたという運河沿いの伝統家屋。この歴史的な建築物を保存し、昔の運河沿いの暮らしを体感してほしいと、5年以上かけて現オーナーが元の家屋の柱や床、窓などを可能な限りオリジナルどおりに復元。中庭を共有するルエンと呼ばれる3棟にはそれぞれ6つの客室があり、喧騒から守られ、完全貸し切りプライベートな滞在が可能だ。ゲストの嗜好に合わせてシェフがカスタマイズする、大きな川エビなど地元の食材を使った伝統的なタイ料理も自慢。

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当時の面影を再現した2階の部屋の入口。陶器の中国風椅子やソファで寛げる。 

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高床式で1階のリビングスペースは昔ながらの半屋外。

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チーク材の家具、竹細工の照明やウォールアートなどはアンティーク収集家でもあるオーナーのセレクト。

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運河沿いに住む人々は現在も川で水浴びを楽しむ。この地の暮らしをイメージした海水プール。 

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2階にスイート3室、1階にスパとしても利用できる客室1室を備えた明るくモダンな雰囲気のヴィラ、ルエンシリ。

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池のある中庭で早朝にヨガを楽しむのもいい。

Siri Sala Private Thai Villa
シリ・サラ・プライベート・タイ・ヴィラ
28/8 Soi Charan Sanitwong 34, Arun Amarin, Bangkok Noi
098-608-1999
ⓂBANG KHUN NON
ザ・ヴィラ・ステイ(12名まで宿泊可 全6室 バスタブ付き4室)
160,000バーツ〜 ※朝食とランチ、またはディナーの1日2食のほか、
アルコールを含むドリンク代込み。ただし、一部のドリンクは別料金。
www.sirisala.com

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全室リバービュー、静寂に満ちた都会のオアシス。

Capella Bangkok
カペラ・バンコク

上品で洗練されたタイらしい意匠が施されたリバーフロントの客室には静謐な時間が流れ、都会にありながら自然豊かなリゾートにステイしている気分に。世界最高峰のスターシェフ、マウロ・コラグレコによるフレンチレストランCôte、地産地消にこだわったタイ料理が楽しめるメインダイニングPhra Nakhon、受賞歴多数のペストリーシェフ、シルヴァン・コンスタンスが手がけるアフタヌーンティーや、アジアの英知を集結させたスパAurigaなど、館内の施設も充実。街を観光しなくとも、ここへの滞在でバンコクのリュクスの現在形が堪能できるはず。

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川に面した屋外テラスにジャグジー付きプランジプールを設けたスイートルームのベランダ。

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リビング&ダイニングルーム、専用庭を完備した259m²もの贅沢な空間を持つヴィラのベッドルーム。

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チャオプラヤー川に面したリゾート感あふれるプール。

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スパのAurigaでは、タイ、中国、インドなど東洋の知恵を取り入れたトリートメントが受けられる。シグネチャーはジャスミンライスを使ったトリートメント「Hom Mali」150分 9,900バーツ

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季節ごとに変わるアフタヌーンティー3,200 バーツ

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Phra Nakhon では女性シェフによるタイ家庭料理が楽しめる。南タイのカニ肉カレー「Senmi Gaeng Pu」(990バーツ)はシグネチャーメニューのひとつ。大きな窓で開放感のある席のほか、川に面したテラス席も人気。

Capella Bangkok
カペラ・バンコク
300/2 Charoenkrung Road, Yannawa, Sathon
02-098-3888
ⒷSAPHAN TAKSIN 全101室 全室バスタブ付き
リバーフロントプレミア 25,000バーツ〜、べランダ 60,000バーツ〜、ヴィラ 80,000バーツ〜 朝食 1,200バーツ
レストランPhra Nakhon
営)6:00~22:30L.O.
Côte
営)6:00~22:30L.O. 
アフタヌーンティーTea Lounge
営)12:00~17:30L.O.
スパAuriga
営)10:00〜21:00最終受付
https://capellahotels.com/en/capella-bangkok

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デザインの遊び心いっぱい、ポップなアーバンリトリート。

The Standard Bangkok Mahanakhon
ザ・スタンダード・バンコク・マハナコーン

78階建ての超高層ビル、キングパワー・マハナコーンの1階から18階までを占める。ハイメ・アジョンによるカラフルでポップな色使いのインテリアも評判だ。76階にあるモダンメキシカンOjoをはじめ、キャッチーなアフタヌーンティーで驚かせてくれるTeaseなど、話題のグルメスポットが多く、トレンドに敏感なハイセンスな人々が集う。宿泊者なら無料で入場できるマハナコーンの最上階の絶景ルーフトップバー、スカイビーチへ立ち寄るのをお忘れなく!

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高層ビル群を眺めるプール。バーではフード&ドリンクが楽しめる。

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ラフィアの照明シェードや緑のグラデーションで演出したエントランスからアートな世界観に引き込まれる。 

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バルコニースイートのリビング。派手色のデザイン家具がユニークなアクセントに。

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大きなプーケットロブスターを使った「Veracruzana Lobster」3,800バーツ

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76階の高層階から煌めく街を一望できるモダンメキシカンのOjo

The Standard Bangkok Mahanakhon
ザ・スタンダード・バンコク・マハナコーン
114 Narathiwas Road, Silom, Bangrak
02-085-8888
ⒷCHONG NONSI
全155室 バスタブ付き136室
スタンダードキング 6,664バーツ〜、コーナーダブル 8,747バーツ〜、
バルコニースイート 17,636バーツ〜、ペントハウス 24,990バーツ〜
レストランOjo
営)11:30~14:00L.O.、ディナー17:00~23:00L.O. 
カフェTease
営)13:00~23:00L.O.
www.standardhotels.com @thestandardbangkok

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商業と文化が交錯するエリアに、最新ホテルが誕生!

Grande Centre Point Surawong
グランデ・センター・ポイント・スリウォン

バスタブ、大きな冷蔵庫、コンプリメンタリーのスナック&ドリンクなどを全室完備、ツーリストの利便性を追求したサービスを提供する2023年11月にオープンしたホテル。大人数の滞在時に便利なコネクティングルームも多く揃えるなど、コンドミニアムの開発からスタートした企業がデザイニングするだけあり、きめ細やかなサービスや視点が随所に見られる。コロニアルな内装のメインダイニングHuaの香港スタイルの中華料理もおいしいと評判。

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コロニアルな雰囲気のロビーではアフタヌーンティーも楽しめる。 

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チャオプラヤー川の遥か遠くまで見渡せるルーフトッププール。 

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タイ人クリエイターによるアートが飾られた客室。Bluetooth搭載など最新鋭機能を備える。

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エグゼクティブルームは、贅沢なジャグジー付きのバスルーム。

Grande Centre Point Surawong
グランデ・センター・ポイント・スリウォン
299 Surawong Road, Suriyawong, Bangrak 
02-079-5888
ⒷSURASAK
全399室 全室バスタブ付き
プレミアムルーム 4,500バーツ~、エグゼクティブルーム 6,000バーツ~
レストランHua
営)6:00~22:30L.O.
https://grandecentrepointsurawong.com

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美しき緑に囲まれたクラシックな邸宅。

Neil Niwas
ニール・ニワス

1890年代に政府高官の邸宅として建てられ、2022年にラグジュアリーなB&Bへと生まれ変わった。ここトンブリー地区にラーマ5世統治時代の姿を再現し、美しい建物として評判のステイ先だ。総チーク造りの優雅な空間は、当時の家具や木枠を使いオリジナルを再現。また、壁の状態や塀の色をあえて修繕せずに改装前の状態で一部残すなど、築134年の年月を超えたタイ文化を肌で感じられる歴史博物館のよう。客室は建築家オーナーのセンスが光るアジアの骨董品やチーク材のレトロな家具が置かれた4種からお好みを。運河沿いのパビリオンで提供される朝食はお粥やチキンライスなど、日替わりのタイローカルフードがボリューム満点。本格的な味わいだと好評だ。

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タイ語で豚を意味する、ムーと名付けられた赤を基調とした部屋。中国文化で豚は富の象徴で縁起がいい。

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ニール・ニワスは緑の家という意味。アットホームな雰囲気でリラックスして滞在できる。 

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小上がりスペースと天蓋付きベッドが印象的な部屋、クワーン。 

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ムーとコネクティングルームになるゴップのバスルーム。レトロなタイル張りの空間。

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2階の廊下からは建物と同じ樹齢134年のライチの木や運河が眺められる。

Neil Niwas
ニール・ニワス

86 Soi Itsaraphap 28, Wat Arun, Bangkokyai 
095-793-2874
ⒷITSARAPHAP
全4室 バスタブ付き2室
フーク6,800バーツ~、、ゴップ6,800バーツ~、ムー7,500バーツ~、クワーン7,800バーツ~ 朝食込み
https://neilniwas.com

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住宅街の隠れ家ホテルで、暮らすように滞在。

Karaarom Hotel
カラアロム・ホテル

おしゃれなレストランやバーが集まるトレンド発信地、トンロー地区から奥に入った閑静な住宅街にあるブティックホテル。スタジオ、1ベッドルーム、デュプレックス、ファミリーなど全7カテゴリーの客室は、タイのアートが置かれたり、内装を落ち着いたウッド調に仕上げたりと寛げる雰囲気。食器や調理器具を備えたキッチンが全室完備され、長期滞在者に優しい。2階にあるカフェMareejiも朝から深夜まで使えて居心地がよいと評判だ。ショッピングエリアにも近く、街歩きに便利な立地も魅力。

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部屋のキッチンはIHコンロ付きで本格調理が可能。

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1階がリビング、2階がベッドルームになったデュプレックス。

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オーナーがセレクトしたセンスのいい雑貨が購入できるショップ。

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朝食はタイ風と洋食からセレクト。タイ風は専用鍋で焼かれた目玉焼き「Kai Krata」がいただける。

Karaarom Hotel
カラアロム・ホテル
8 Napasup 2, Sukhumvit 36 Road, Klongtan, Klongtoei
088-867-4777
ⒷTHONG LO
全55室 バスタブ付き14室 
スタジオ 3,100バーツ~、デラックス 4,300バーツ~、1ベッドルーム4,900バーツ~、デュプレックス 5,400バーツ~ 朝食付き
カフェMareeji Café
営)7:30~23:30L.O.
https://www.karaarom.com/

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タイ文化に全身包まれるモダンなシティホテル。

Intercontinental Bangkok Sukhumvit
インターコンチネンタル・バンコク・スクンビット

吹き抜けが気持ちいいロビーではシルクや伝統模様など随所にタイの意匠を取り入れ、デザインコンセプトである"タイの女性"を表現。織物で仕立てたアートピースが印象的な客室は、ブルーグレーなど落ち着いた色調でゲストに寛ぎの時間を授けてくれる。インフィニティプールから見える高層ビル群の景色は、まさにハイパーシティ、バンコクの賜物。また、今夏オープン予定のルーフトップバーは、バンコクの新たな名所になりそうと早くも話題だ。

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32階のプールからは眼下にBTSの列車が走る様子も見られる。

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3階分の高さを誇る吹き抜けが壮観なロビー。

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パンナム航空に着想を得た空間の中、美食の旅へ連れ出すメインダイニングのAva Brasserie。

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客室では色鮮やかな街の喧騒から離れてリラックス。

Intercontinental Bangkok Sukhumvit
インターコンチネンタル・バンコク・スクンビット
10 Soi Sukhumvit 59, Sukhumvit Road, Khlongtan Nuea, Wattana 
02-760-5999
ⒷTHONG LO
全241室 全室バスタブ付き
クラシックルーム 6,210バーツ~、プレミアムルーム 7,300バーツ~、
1キングジュニアスイート 10,530バーツ~、プレジデンシャルスイート 80,010バーツ~
朝食ビュッフェ890バーツ 
レストランAva Brasserie
営)6:00~10:00L.O.、11:30~14:00L.O.、18:00~21:30L.O. 
カフェThe Lobby
営)7:00~20:30L.O.
www.intercontinental.com/bkksukhumvit @interconbangkoksukhumvit

●1タイバーツ=約4円(2024年7月現在)
●日本から電話をかける場合、タイの国番号66の後、市外局番の最初の0を取ります。タイ国内では掲載表記通りにかけてください。
●各紹介アドレスのデータ部分のⒷはBTSの駅、Ⓜは地下鉄の駅、Ⓢは国鉄の駅を示しています。
●掲載店の営業時間、定休日、商品・料理・サービスの価格、掲載施設の開館時間やイベントの開催時期などは、取材時から変更になる可能性もあります。
●商品・料理・サービスの価格は、表示価格とは別に消費税やサービスチャージがかかる店もあります。
●仏教の祝日は、アルコールの提供を控えたり休業になる店が多いためご注意ください。

*「フィガロジャポン」2024年7月号より抜粋

photography: Satomi Matsui(West Mountain),Kohei Nishiyama (West Mountain/Grande Centre Point Surawong), coordination: Chinami Hirahara

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