パリの絶対定番お土産24選。

パリでせっかくお土産を買うなら、現地でしか買えないパリジェンヌ御用達のものがいい。雑貨、アポセカリー、アクセサリーなどハズレなしの"絶対定番" を24品セレクト。

パリのお土産｜雑貨

ウルトラモッド・メルスリー・パリのリボン
Ultramod-Mercerie Paris

19世紀パリの華やかな雰囲気が残る手芸店のリボン。有名デザイナーやオペラ座の衣装担当、高級宝石店のディスプレイデコレーターらが通う、プロからの信頼も厚い店。リボンはサテン、ベルベットなどオーソドックスなタイプのほかにも種類がとにかく豊富で、繊細な色合いが魅力的。グログランのヴィンテージリボン 幅23mm 各4.50ユーロ

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パピエダルメニーの紙のお香
Papier d'Arménie/Landline

1885年に創業して以来、クラフトの伝統を大切に守り、職人によって手作りされてきたパピエダルメニーのペーパーインセンス。古代より浄化の儀式や抗菌、癒やしのために使われてきたベンゾイン樹脂に着目。匂いが気になる場所でたけば、さっと消臭できてリフレッシュ効果もある。クローゼットの中に忍ばせ、服にほのかな香りをまとわせる使い方も◎。12枚×3シート H55×W80mm 3.50ユーロ

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ジベール・ジョゼフ・パプトリーの文房具
Gibert Joseph-Papeterie

カルチエ・ラタンで1888年に創業した文房具店。文具のほかに教科書や本も揃うので、新学期には学生が押し寄せる。老舗メーカーのクラシカルな文具との出合いを楽しんで。左から、ClaireFontaineノート14.8×21cm 4.25ユーロ、G.LALOのメッセージカード&封筒 10セット 8ユーロ、Exacompta紙バインダー 34×24cm 各0.95ユーロ

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セヌリエのスケッチブック
Sennelier

多くの芸術家が通った老舗画材屋のスケッチブック。ルーヴル美術館やパリ芸術大学に近く、1887年の創業以来、芸術家の声に耳を傾け続けてきた。こちらは、ピカソがデッサンするために作られたという伝説から「ピカソ」と呼ばれている。上質な紙を用いており、描き心地は巨匠のお墨付きだ。H10×W15cm 24.86ユーロ

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イヴォン・ランベールのアーティストエキスポポスター
Yvon Lambert

パリのコンテンポラリーアート界をリードしてきたイヴォン・ランベールによる元老舗ギャラリーが、現在はブックショップとして人気。数多くのアーティスティックな本に加え、雑貨類も豊富。こちらは1972年に行われた展示会CY TWOMBLY『Actualité d'un Bilan』をリソースにしたポスター。額に入れて飾りたい。90×58cm 100ユーロ

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ジアンの皿
Gien

フランスを代表する老舗テーブルウェアブランドといえば1821年創業のジアン。淡黄色の土に錫釉をかける"ファイアンス焼き"を継承。白地に青絵を描いた定番のプレートは、料理を引き立てパリシックな雰囲気に仕上げてくれる。花や鳥のモチーフは華やかで、特にパリジェンヌに愛されている。直径27cm 35ユーロ

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ディゴワンの水差し
Digoin/La Trésorerie

1870年代にブルゴーニュ地方で生まれた陶磁器店の水差し。すべてハンドメイドで作られているため、どれひとつとして同じものはなく、レリーフの模様も素朴でキュート。表面はマットだが内面は釉薬が塗ってあり、つるんとしている。目が癒やされる淡いブルーの水差しはフラワーベースにしても素敵でお土産にぴったり。H20cm 89ユーロ

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パルフェ・エレーヴ・ドゥ・プイヤンヌの洗剤
Parfait Élève de Pouyanne

1903年創業の老舗クリーニング店のオリジナル洗剤。オートクチュールの繊細な服のクリーニングや染色も数多く手がけてきた。ファッション業界人が、服や靴をお直しするならココだと口を揃える名店。おしゃれ着洗剤として服好きにあげたら喜ばれるはず。粉洗剤（普通生地用）13ユーロ、リキッド洗剤（繊細な生地用）14ユーロ

クーケの麻のトーション
Coucke/La Trésorerie

フランス北部のジャカードティータオルを専門とするキッチン用リネンメーカーの、厚手で上質なリネン布巾。手を拭くだけじゃなく、乾燥させないためにパンをくるんだりと、フランスの家庭ではなくてはならない日用品だ。使いはじめは硬いが、何度か洗っていくうちに柔らかくなり吸収性もアップ。50×75cm 各23.95ユーロ

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パリのお土産｜アポセカリー

ボトの歯磨き粉
Botot/Citypharma

ルイ15世のために主治医のジュリアン・ボトが作った"世界最古の歯磨き粉"。1755年創業で、フランスのオーラルケアブランドとして最も売れている一品。抗菌作用がある天然成分配合なので安心して使える。フレッシュな匂いが長持ちするシナモンクローブミント味がパリジェンヌに人気。75ml 4.25ユーロ

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ボワロンの万能クリーム
Boiron/Citypharma

リヨンを拠点とする、世界最大のホメオパシー製品メーカーであるボワロン社。ピンク色が目印の万能クリームは、パリジェンヌのポーチの定番。リップバームとして唇に塗ったり、保湿クリームとして顔やささくれに塗ってもいい。口角炎にも効くから、肌トラブル全般を解決。ほとんどの薬局で扱っている。40g 4.99ユーロ

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エルボリストリー・ドゥ・ラ・プラス・クリシーのハーブティー
Herboristerie de la Place Clichy

1880年創業、パリで最も伝統あるハーブ専門薬局。900種類以上の乾燥ハーブのストックがある。おすすめはベルベーヌ（クマツヅラ）のハーブティー。甘みがあり後味はすっきり。食後に飲むと消化促進、寝る前のリラックス効果も。50g 5.90ユーロ

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パリのお土産｜フレグランス

デタイユ1905の香水
Detaille 1905

老舗フレグランスブティック、デタイユ1905の香水。プレール伯爵夫人によって、1905年に設立され、パリ社交界で長く愛され続けている。自然由来の天然原料を使用したピュアな香りと、重厚感のあるガラスボトルが特徴。代表的な香水「1905」はスミレやジャスミン、イランイランなどが調合されたフローラルな香り。30ml 70ユーロ

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パリのお土産｜アクセサリー

アルテスのヘアゴム
Altesse/Citypharma

1875年にパリの北部ムイで創業したヘアケアブランドのヘアゴム。6代にわたってヘアブラシを作っている。"現存する伝統を守る60社"にも選ばれたほど。鼈甲風のチャームがついたヘアゴムはクラシックな雰囲気。質感がくしゃっとしたパリジェンヌの髪によく似合う。薬局で買える手軽さも魅力。猫 7.90ユーロ、リボン 5.50ユーロ

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シャルべのハンカチ
Charvet

ヴァンドーム広場に店を構える、1838年創業の老舗シャツメーカー、シャルべ。シャツは王侯貴族や歴代のアメリカ大統領、セレブも愛用しているほどの名品だ。お土産としては手軽に買えるハンカチが狙い目。色は13色から選べ、ハンドステッチのイニシャルを入れることも可能（1イニシャル30ユーロ〜）。約3週間ほどで日本に送ってくれるので、大切な人へのスペシャルギフトにぴったり。46×46㎝ 各70ユーロ

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ヴァルドロームのバンダナスカーフ
Valdrôme/Landline

プロヴァンス地方のヴァルドローム生地を使った目にも鮮やかなバンダナスカーフ。南仏の植物や小花、ペイズリーなどが全面にあしらわれた可愛らしい柄はフランス人の心の定番。コットン100%で、洗えば洗うほど肌になじむ。ハンカチとして使用するのはもちろん、髪に巻いてアレンジしたり、使い方は多彩。40×40㎝ 12ユーロ、60×60㎝ 20ユーロ、80×80㎝ 25ユーロ

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アントワーヌの折りたたみ傘
Antoine

ひと目見れば、心奪われてしまいそう!　こちらは1745年創業のフランスの老舗傘店の折りたたみ傘。ウサギと猫の頭がのったハンドル部分は、ディジョン近郊の職人の手彫り。愛すべきクラフトマンシップあふれる逸品は、マストバイだ。バッグから覗く姿まで可愛い。ほかにもフクロウやプードル、フレンチブルドッグなどがラインナップ。お気に入りの一匹を見つけて。 各95ユーロ

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ゴッサンス
Goossens

創始者ロベール・ゴッサンスがガブリエル・シャネルとジュエリーを考案したことをきっかけに1950年に設立したクチュールジュエリーのアトリエ。アイコンモチーフは"星座"で、1950年代から何度も登場している。こちらは、イエローゴールドの真鍮にターコイズをあしらった星座のメダイユネックレス。身に着けているだけで幸運を運んでくれるお守りのような逸品。46〜53cm（調節可能） 540ユーロ

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ブリジット・タナカのオーガンジーのミニバッグ
Brigitte Tanaka

パリ土産の新定番として人気なのがこちら。オーガンジー素材で中身が透けるのが可愛く、華奢な見かけなのに頑丈。パリのおなじみモチーフを刺繍したノスタルジックな雰囲気も愛される理由。新作のパロディバージョンも大好評だ。手洗い、または洗濯機で40℃で洗えるので、汚れても大丈夫。マーベラスバッグ H15×W8cm 30ユーロ、アブソリュートウォーターボトル入れ H28×W7cm 28ユーロ

シェイクスピア・アンド・カンパニーのトートバッグ
Shakespeare and Company

ヘミングウェイやフィッツジェラルドも通っていたとされる、1912年創業の英文書専門書店シェイクスピア・アンド・カンパニーのオリジナルトート。厚手のオーガニックコットン製で頑丈。可愛いイラストは書店の外観がモチーフに。ブルーのほか、レッドもある。H37×W36×D8cm、持ち手 60cm 21.50ユーロ

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ドレ ドレの靴下
Doré Doré

1819年創業の老舗の靴下店のソックス。穴の空いた靴下でも平気ではいちゃうパリジャンに向けて「ドレ ドレの靴下は絶対はき潰れない」というスローガンを謳い、一躍有名に。薄いコットン地ではき心地はサラサラ。長時間はいても蒸れにくいのもうれしい。透け感が上品で、大人っぽくヒールを合わせてもおしゃれ。各22ユーロ

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エリック・ボンパールのストール
Eric Bompard

1985年設立のカシミアウール製品メーカーが手がけるストール。カシミア100%を贅沢に使ったストールは最高に柔らかく、肌ざわりにうっとり。コーディネートしやすい無地のタイプに加え、今シーズンはエキゾティックなボタニカル柄が新登場。首元を華やかに演出して。ともに180×85cm 無地 195ユーロ ボタニカル柄 310ユーロ

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パリのお土産｜フード

ア・ラ・メール・ドゥ・ファミーユのチョコレート
À la Mère de Famille

1761年に創業したパリで最も古いコンフィズリー＆ショコラトリーのスイーツ。とろけるようなプラリネにカリカリのフイユティーヌを重ね、ココアパウダーをたっぷりとまぶしたトリュフチョコレートは絶品！　スティック状でワインのおつまみにもぴったり。本店は歴史的建造物にも指定されているので訪れてみて。150g 14.40ユーロ

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ヴェルレのコーヒー豆
Verlet

1880年に創業した、パリ最古の自家焙煎カフェ・ヴェルレのコーヒー豆。パリのコーヒー愛好家に支持され、パイオニア的コーヒーショップとしても評判。毎朝焙煎される出来たての一杯を飲もうと、パリジャンに交じって観光客も訪れる。こちらはいちばん人気のフレーバー、Grand Pavoit。ほどよく焙煎されていて、香ばしくもフルーティな味わい。250g 9.50ユーロ

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●1ユーロ＝147円（2023年5月現在）
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＊「フィガロジャポン」2023年5月号より抜粋