パリ暮らしの日本人がおすすめする手土産リスト。【後編】

Paris 2019.05.01

パリを知り尽くし、日本人の好みも知る方々がセレクトするパリ土産はどんなもの? スイーツをメインにした手土産セレクション。

バターが香る、素朴な手作りの味。
 《ハート形サブレ》

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フランス語で“お仕置き”という名前のサブレは、ポワラーヌ家のおばあちゃんが孫に作っていたというもの。ピュアバターと粉にこだわって丁寧に手作りされた、シンプルでほかにはない味。
「Punitions」30枚入り 15.80ユーロ

中村水帆子 MIHOKO NAKAMURA
ジャーナリスト。雑貨やライフスタイル関連の取材・執筆を得意とする。
ポワラーヌ<6区>
Poilâne
8, rue du Cherche-Midi 75006
tel:01・45・48・42・59
M)SÈVRES - BABYLONE
営)7時〜20時30分(月〜土) 8時〜19時30分(祝)
休)日
カード)AMEX、JCB、MASTER、VISA
www.poilane.com

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懐かしい味を名店がアップデート。
 《パット・ドゥ・フリュイ》

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子どもの頃におばあちゃんの家で食べた、オブラートに包まれたフルーツゼリー。大人になって何十年ぶりに食べたのが、このパット・ドゥ・フリュイ。幼い頃の記憶を、おいしく塗り替えてくれた。
「Pâtes de Fruits」12ユーロ

新村真理 MARI SHIMMURA
フォトグラファー。オーストラリアと東京でアシスタントを経て渡仏。
ジャック・ジュナン<3区>
Jacques Genin
133, rue de Turenne 75003
tel:01・45・77・29・01
M) FILLES DU CALVAIRE
営) 11時〜19時
休)月、1/1、12/25
カード)AMEX、MASTER、VISA
http://jacquesgenin.fr

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パリのカフェにいる気分に包まれる。
 《ヴァンショー用のブーケ》

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ヴァンショー(ホットワイン)を作るためのブーケの詰め合わせ。シナモン、オレンジ、カルダモンなど、エキゾティックな香りが漂って、パリのカフェにいるような気分までお届け!
「Mélange Vin Chaud」各4.90ユーロ

村松史郎 SHIRO MURAMATSU
多媒体で活躍するフォトグラファー。フィガロでは食ジャンルの信頼が厚い。
ラ・グランド・エピスリー・ドゥ・パリ<7区>
La Grande Épicerie de Paris
38, rue de Sèvres 75007
tel:01・44・39・81・00
M)SÈVRES - BABYLONE
営)8時30分〜21時(月〜土) 10時〜20時(日)
休)1/1、5/1、11/1
カード)AMEX、MASTER、VISA
www.lagrandeepicerie.com

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若きシェフの逸品は、リピート必須!
 《チョコレートヌガー》

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有名店で腕を鍛えた若きシェフの注目店。泡立てた卵白によってふんわりと仕上げた、まるでガナッシュのような口当たり。香ばしいナッツの食感も小気味よく、ヌガーのイメージが覆る。
「Nougat au Chocolat」100g 6ユーロ

伊藤 文 AYA ITO
フードジャーナリスト、食のキュレーション兼メディアDOMA主宰。
ジュリアン・ドゥシュノー・ ショコラティエ<ヴァンセンヌ>
Julien Dechenaud Chocolatier
32, rue Robert Giraudineau 94300 Vincennes
tel:01・45・73・94・02
M)CHÂTEAU DE VINCENNES
営)9時30分〜19時30分(月〜土) 9時30分〜13時30分(日)
無休 ※祝不定休
カード)AMEX、MASTER、VISA
www.julien-dechenaud.com

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田舎地方の新鮮フルーツが凝縮。
 《ジャムのアソートセット》

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多くの食材店が並ぶルピック通りにある、オーナー厳選のフランス地方の良質な食材を扱うエピスリーで購入可。セットでお土産にすることもあれば、ひとつずつばらして紅茶と渡しても。
「L’Épicurien」4個入り 8.50ユーロ

景山 郁 IKU KAGEYAMA
フォトグラファー。本誌パリ特集はもちろん、父、故・正夫氏と南仏特集も。
エピスリー = デュ=テロワール<18区>
Épicerie-du-Terroir
26, rue Lepic 75018
tel:01・42・62・94・66
M)BLANCHE
営)11時〜20時
休)12/25
カード)MASTER、VISA
www.epicerie-montmartre.com

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バスクの唐辛子をピリリと利かせて。
 《バスクの塩》

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ビアリッツの老舗エピスリー、メゾン・アロステギーのハーブソルト。バスクのエスペレット産唐辛子が利いてサラダや肉にかけるだけで味に深みが出る。パリではなかなか手に入らないので探して発見。
「Force Basque」7.10ユーロ

石坂紀子 NORIKO ISHIZAKA
メゾンNHパリのプロデューサー。モード撮影、雑誌執筆なども手がける。
ラ・グランド・エピスリー・ドゥ・パリ<7区>
La Grande Épicerie de Paris
38, rue de Sèvres 75007
tel:01・44・39・81・00
M)SÈVRES - BABYLONE
営)8時30分〜21時(月〜土) 10時〜20時(日)
休)1/1、5/1、11/1
カード)AMEX、MASTER、VISA
www.lagrandeepicerie.com

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花によって異なる、味比べを楽しんで。
 《ハチミツのミニセット》

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ブルゴーニュのアカシア、ピカルディの菩提樹、タルヌの栗の花から収穫したセットは、風味を比べて楽しめる。加熱処理がされていないので花の香りと味が凝縮。
「Coffret Grands Crus Miels de France」3個入り 19.90ユーロ〜

三富千秋 CHIAKI MITOMI
ライター。パンや菓子、料理など、食を中心に雑誌や専門誌で発信している。
プランタン・デュ・グー<9区>
Printemps du Goût
64, boulevard Haussmann 75009
tel:01・42・82・50・00
M)HAVRE-CAUMARTIN
営)9時35分〜20時(月〜水、金、土) 9時35分〜20時45分(木) 11時〜19時(日)
無休
カード)AMEX、MASTER、VISA
www.printemps.com/paris-haussmann

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本家ならではの上品な味に舌鼓。
 《マロングラッセ》

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1827年創業、マロングラッセ発祥のメゾン。グラサージュした栗が甘すぎず上品。ラムやバニラもあるけれど、シンプルに栗の味を楽しめるクラシックがオススメ。
「Marrons Glacés Assortis」 5個入り 26ユーロ

鈴木ひろこ HIROKO SUZUKI
スタイリストとして活動後、コーディネーターに。インテリア本を上梓。
メゾン・ボワシエ<7区>
Maison Boissier
77, rue du Bac 75007
tel:01・45・03・44・10
M)RUE DU BAC
営) 10時〜19時
休)日、月、1/1、5/1
カード)AMEX、JCB、MASTER、VISA
https://maison-boissier.com

※1ユーロ=約126円(2019年4月現在)

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<CITY GUIDE/PARIS>フィガロジャポンが厳選するおすすめのパリアドレスを紹介。

*『フィガロジャポン』2019年5月号より抜粋

photos : TAISUKE YOSHIDA, MANA KIKUTA, AYUMI SHINO, SHIRO MURAMATSU, IKU KAGEYAMA, collaboration : MASAE TAKATA (PARIS OFFICE)

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