いま再び熱い、 ヴィンテージショップに行こう。 いまパリでは、オンライン発のヴィンテージショップが大人気!
Paris 2023.05.06
Bimbo Vintage Club
ビンボ・ヴィンテージ・クラブ
キャリー・ブラッドショーのワードローブがコンセプト。
ピンクで統一された店内装飾。モスキーノやブルマリン、ケンゾーといったデザイナーズブランドのみを取り扱う。アン自身のスタイルである、カラフルで目を引くデザインがセレクトされている。
「ポップアップのためのテナントが好条件だったから、思い切って実店舗を構えることにしました」と話すのは、創設者のアン=キャロリーヌ・シュイテル。2022年7月にオンラインをスタートさせ、10月に開店。「セックス・アンド・ザ・シティ」の90年代ムードがコンセプト。
ジバンシィやエミリオ プッチ、クレージュのバッグが陳列された棚。アクセサリー感覚で持つミニバッグ中心。150ユーロ〜
31, avenue Parmentier 75011
tel: 非公開
ⓂSAINT-AMBROISE
営)13:00〜19:00
休)日、月
https://bimbovintageclub.com
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Debongout.
ドゥボングー
ヴィンテージ×モダンのアール・ドゥ・ヴィーヴルを提案。
木や大理石、真鍮などの上質素材で、パティナ(古い艶)の美しいヴィンテージ家具のセレクトは目利きならでは。
オーナーが引っ越しをきっかけに、インスタグラムで中古家具を紹介し始めたことからスタート。ECサイトでヴィンテージとモダンをミックスした部屋作りを提案しながら、直接購入できるショールームも開放した。古いアトリエを改装した空間で、パリジェンヌのアール・ドゥ・ヴィーヴルを感じて。
食器や陶器、キリムやラグなど、ハンドメイドの新作も並ぶ。
古い真鍮ベースに風合いあるアンティークガラスをセットしたオリジナルライトを作っている。各190ユーロ
4, rue Martel 75010
tel: 06-75-28-57-13
ⓂCHÂTEAU D’EAU
営)10:00〜19:00(月〜金) 11:00〜19:00(土) 13:00〜18:00(日)
無休
https://debongout-paris.com
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La Bonne Pioche
ラ・ボンヌ・ピオッシュ
常時、500点以上が陳列、洗練のセカンドハンド。
すでに世にあるものに価値を見いだしたいと、ジャックムスなどの若手デザイナーからセリーヌやイヴ・サンローランやルメールのタイムレスなアイテムまでが同様に並んでいる。手頃な価格のものやサイズ展開も豊富。
オンラインやポップアップで8年間活動してきた女性デュオが、実店舗をオープン。古着の委託販売の形を取りながら、1990年から2000年代のヴィンテージやデザイナーズブランドのセカンドハンド、ハンドメイドをセレクト。2フロアに並ぶ500点以上の服から、お気に入りの一着が見つかるはず。
パリのハンドメイドジュエリーや若手作家の陶器など、小物や雑貨も注目。ニットベスト69ユーロ
69, rue de la Fontaine au Roi 75011
tel: 非公開
ⓂGONCOURT
営)11:00〜19:00
休)日、月
www.labonnepiocheparis.com
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EM Archives
イーエム・アーカイブ
ヴィンテージラバー必訪! 貴重なハイメゾンの一着を。
ハイメゾンの貴重なヴィンテージは、タグに年代やコレクションシーズンが記載されており、アーカイブとして楽しめる。特に90年代のジル サンダーが人気で、インスタグラムに投稿するとすぐに売り切れるとか。80ユーロ〜
元弁護士の女性がインスタグラムで販売を始め、2年のオンラインショップ活動を経て、昨秋、常設店をオープン。1990年から2000年代を中心に、ジルサンダーやプラダ、イヴ・サンローランなどラグジュアリーメゾンを厳選。オーナーの審美眼で選ばれたシックなセレクトはまさにパリジェンヌ好み。
人気の若手ブランド、シシ・ジョイアのジュエリーもセレクト。ネックレス各65ユーロ〜
10, rue Cavendish 75019
tel: 非公開
ⓂLAUMIÈRE
営)11:00〜19:00
休)月〜金、日
※土曜以外はアポイント制
www.em-archives.com
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Masul Masul
マスル・マスル
ヨーロッパ中で発掘された、スペシャルピースが充実。
看板猫のミッキーがお出迎え。
2021年11月に始めたオンラインが好調で、翌年9月にショップをオープン。ヨーロッパ中で買い付けた品質の高い1990年代のピースを中心に展開。法学部出身の創設者マルゴー・ナムラは独学で縫製を学び、彼女自らの手で地下のアトリエで1点1点丁寧に、補修やリサイズなどのリペアを施している。
「流行に左右されないタイムレスなアイテムを条件にセレクトしています」とマルゴー。セリーヌやミュウミュウ、プラダといったラグジュアリーブランドの洋服がメイン。価格帯は150ユーロ〜
ディオールやグッチ、バレンシアガなどバッグのラインナップも充実。
61, rue du Faubourg Saint-Denis 75010
tel: 01-53-62-29-04
ⓂCHÂTEAU D’EAU
営)11:30〜19:30(月〜水) 11:30〜20:00(木〜金) 11:00〜20:00(土) 11:00〜19:00(日)
無休
https://masulmasul.com
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Selency
セレンシー
パリっ子に大人気、オンライン蚤の市の実店舗。
ポップアップも開催するが、常設店はBHV内のみ。家具や食器、花器、鏡、カゴなど、人気アイテムをラインナップ。
2014年に創業したヴィンテージの家具や雑貨を売買できるオンライン蚤の市。目利きのバイヤーによってセレクトされたセンスの良いものが並ぶと評判だ。BHV内にオープンした実店舗では、オンライン上で販売中のアイテムを、実際に手に取ってその場で買い物をできる。
左から時計回りに、ガラスのコンポート30ユーロ、ナプキン2枚15ユーロ、ミルクポット35ユーロ、ガラスドーム25ユーロ、プレート各8ユーロ〜、貝型ケース26ユーロ、魚型プレート8枚75ユーロ
BHV Marais 52, rue de Rivoli 75004
tel: 09-72-49-32-22
ⓂHÔTEL DE VILLE
営)10:00〜20:00(月〜土) 11:00〜19:30(日)
無休
www.selency.fr
●1ユーロ=147円(2023年5月現在)
●日本から電話をかける場合、フランスの国番号33の後、市外局番の最初の0を取ります。フランス国内では掲載表記どおりかけてください。
●各紹介アドレスのデータ部分のⓂは地下鉄の駅、Ⓣはトラムの駅を示しています。
●掲載店の営業時間、定休日、商品・料理・サービスの価格、掲載施設の開館時間や開催時期などは、取材時から変更になる可能性もあります。ご了承ください。
*「フィガロジャポン」2023年5月号より抜粋
photography: Mana Kikuta, Yusuke Kinaka editing: Elie Inoue