夏来たり! おいしさのバリエーションを求めて、パリのアイスクリーム巡り。

Paris

スターシェフのサンデーから野菜を使ったユニークな味覚、人気パティシエによるアイスクリームまで、この季節ならではの多彩な魅力を求めて――。この夏パリで味わいたいアイスクリーム4選をご紹介。


Galeries Lafayette Le Gourmet

7月31日まで、ヤニック・アレノのサンデー

世界で合計18のミシュランの星を持つスターシェフ、ヤニック・アレノ。エッフェル塔の近くにある彼のショコラティエLes Chocolas de Yannick Allénoが7月31日までGaleries Lafayette Le Gourmetの外に設置のスタンドで、アイスクリームのコーナーを展開している。ここには2種の味のアイスクリーム、3種のソース、4種のトッピングが用意されていて、料理人の彼ならではアイスクリーム・サンデーを提案。素材のクオリティと味わいを満喫できる。サイズは2種あり。なお、スタンドではチョコレートの飲み物とパティスリーも同時に販売中だ。

サイズは2種。小(115ml )はアイスクリーム、ソース、2種のトッピングを選んで6ユーロ。大(300ml )は1~2種のアイスクリーム、1~2種のソース、1~3種のトッピングで13ユーロ。
アイスクリームはパプア・ニューギニアのバニラ、エクアドルのグラン・クリュ・チョコレートの2種。ソースはキャラメル・バニラ、エクアドルのグラン・クリュ・チョコレート、イチゴの濃厚抽出の3種、トッピングはクッキー・チップス、ブラックチョコレートでコーティングのノワゼット、ゴーフル・チップス、ピスタチオの4種。

Chocolats de Yannick Alléno/Galeries Lafayette Le Gourmet
期間~7月31日
35, boulevard Haussmann
75009 Paris
営)9:30~21:30(月~土)、11:00~20:00(日)
無休
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La Grande Cascade

ブローニュの森で、甘くない野菜のアイスクリーム

パリ16区、プローニュの森に囲まれたLa Grande Cascade(ラ・グランド・カスカード)は第二帝政期の建築物がエレガントなガストロノミー・レストランだ。テラス席の広がりの前には滝が流れ、それが店名の由来となっている。この夏スター・シェフのフレデリック・ロベールが提案するのは、時代の気分にぴったりの野菜のアイスクリームだ。クリエーションはアボカド&エスプレットの唐辛子、ズッキーニ&バジリコ、トマト&野生ニンニクの3種。甘くない野菜のアイスクリームは、味わい深い食事からスイートなデザートに移る間の味蕾の準備としてプレ・デザートのコーナーに見つけられる。

夏の間レストランの前のワゴンでも販売(14時~22時)。食事客でなくても味とテクスチャーの妙を体験できるのだ。

野菜のアイスクリーム。上からアボカド&エスプレットの唐辛子、ズッキーニ&バジリコ、トマト&野生ニンニク。1玉6ユーロ、2玉10ユーロ、3玉14ユーロ。

La Grande Cascade
Allée de Longchamp
Bois de Boulogne
75016 Paris
営)12:30~14:00、19:30~21:30
無休
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Michalak

人気者クマさんが、5つの味のアイスクリームに

パリ市内8カ所のブティックを持つパティシエのクリストフ・ミシャラクによるMichalak(ミシャラク)。マシュマロ・ベアが人気である。ことしの夏、クマさんがクールに登場! Ourson Givré(ウルソン・ジヴレ)は5つの味のクマさんアイスクリームである。茶色はノワゼットのプラリネ、黄色はピスタチオとアプリコット、ピンクはレッドフルーツ、白はヴァージン・ピナ・コラーダ、キャラメル色はバニラとピーカンナッツというように既存のアイスクリームにはない大胆な味が、愛らしいクマさんのフォルムで誘いかけてくる。とろける食感とサクサクとしたチョコレートのコーティングが口の中で奏でるシンフォニーに、もうひとつ!となってしまうかもしれない。パリ市内のブティックで販売と同時に、プランタンデパートのレデイース館の一階ではポップアップ « Il était une fois l’ouson (昔々、クマさんが……)» を6月30日まで開催。

1つ8ユーロ(100グラム)。切り口を見ているだけで“ロー・ア・ラ・ブーシュ”!

Michalak ポップアップ
Printemps Haussmann 地上階
58, boulevard Hausmann
75009 Paris
営)10:00~20:00(月~土)、11:00~20:00(日)
無休
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L’Epicerie des Ateliers du Bristol

エピスリィで、3種のアイスクリームをテイクアウト

昨年に続いて今年も、オテル・ブリストルは隣接のL’Epicerie des Ateliers(エピスリィ・デザトリエ)でアイスクリームを6月上旬から販売。ストロベリー、フィオール・ディ・ラッテ、シシリアのピスタチオという3つの味だ。テイクアウトして、シェフ・パティシエのマクサンス・バルボのクリエイションを味わう良い機会であり、フォーブルサントノーレ通りのお散歩のお供にも最高では? なおホテル内のカフェ・アントニア、1,200平米の庭のレストランのティータイムで味わえるクープ・グラセもいまの季節はなんとも気になる存在である。

テイクアウトのアイスクリームは15ユーロ(約250グラム)。フィオール・ディ・ラテはレモンコンフィ入り。ピスタチオはキャラメライズしたピスタチオ入り。クリック&コレクトは公式サイトにて。photography: @ilyafoodstories
イートインするクープ・グラセ(各28ユーロ)。いちごとフランボワーズのヴァシュ、ダーム・ブランシュ、フィオール・ディ・ラテの3種。photography: @ilyafoodstories

L’Epicerie des Ateliers du Bristol
114, rue du Faubourg St.Honoré
75008 Paris
営)10:30~17:30
休)月、火
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大村 真理子

madameFIGARO.jpコントリビューティング・エディター

東京の出版社で女性誌の編集に携わった後、1990年に渡仏。2006年から「フィガロジャポン」パリ支局長を務めた後、フリーエディター活動を再開。主な著書は『とっておきパリ左岸ガイド』(玉村豊男氏と共著/中央公論社刊)、『パリ・オペラ座バレエ物語』(CCCメディアハウス刊)。