ベトナムの景勝地に生まれた高級リゾート
バンヤンツリーで心身共にリラックス
Banyan Tree Lang Co
～ランコー／ベトナム～

　ベトナム中部の海岸沿いに位置するランコーはもとは小さな漁村でしたが、今では、ベトナムの中で最も注目されているリゾート新境地として知られるようになりました。北のハノイと南のホーチミンのほぼ中間地点にあり、ダナン空港からは約1時間（60km）のビーチリゾート地で、碧い海と、未だ手つかずの自然や伝統の残る美しい景観が魅力的です。

空から見たホワイトビーチと『ラグーナ・ランコー』の全体像。

　2013年4月にグランドオープンした「バンヤンツリー・ランコー」と、姉妹ブランドの「バンヤンツリー・アンサナ」、そして一足先にオープンした「ラグーナ・ランコーゴルフクラブ」（ニック・ファルド氏設計）を含む広大なコンプレックス「ラグーナ・ランコ－」は、3kmにも及ぶ美しい白砂ビーチを独り占めしています。ここはアジア随一の規模を誇るリゾート・コンプレックスといいますから、広大な規模をご想像ください。これまでランコー辺りは観光開発に手つかずの土地でしたが、バンヤンツリーは企業の社会的責任に於いて、「サステナビリティ（環境における持続可能性）が原点」とする環境対策を厳しく施し、それにより幸いなことに環境に負荷の少ない地域発展を目指して開発に取り組んでいます。

蓮池を囲むメイン棟にはレセプション（左）やライブラリィバー（右）が。

ビーチに面した庭にプライベートプールやバレのあるビーチプールヴィラ。

　「バンヤンツリー・ランコー」の贅沢な施設は高級ブランドのリゾートらしさを漂わせ、隣接の「アンサナ・ランコー」がよりカジュアルで若い人やファミリィにも楽しめるスタイリッシュな施設であるのに対し、しっとりと優雅さを保つ大人のラグジュアリーな造りが印象的です。

ラグーンに面したヴィラはプライバシーの守られた静かさが魅力。

パブリックプールから見るメイン棟、右がレセプション、左がトゥ・クワン（ライブラリーバー）。

　客室はわずか56のヴィラ棟から成り、プライベート感溢れるヴィラにはゆったりと静謐な時が流れてゆきます。すべてのヴィラにプールが設置されており、ラグーンプールヴィラの広さは131㎡、海の眺望を伴うビーチプールヴィラは124㎡もある豪華な造りで、どちらも個性的です。ヴィラ内にはベトナム伝統の調度品が飾られ、漆、金糸・銀糸の刺繍などがべトナム王朝時代の邸宅を思わせるような造りです。一方、メインロビーは、古都フエの伝統的ガーデンハウスをスタイリッシュにアレンジした造りで、蓮池が見渡せ優雅なリゾート感に溢れています。

ラグーンにセッティングされたデスティネーションダイニング。

2015年3月に誕生したヒルサイドプールヴィラからの眺望は海に臨む絶景。

真っ白なビーチで二人の門出を祝福するビーチウエディング。

　中でも世界的な人気を誇るバンヤンツリー・スパの存在は愛好家を喜ばせています。そのスパでは、熱帯地域の植物パンダナス、バタフライ・ピーなど、フレッシュなアロマ成分を含む植物性のトリートメント材を用いて、バンヤンツリー・スパならではのオリジナルメニューを提供しています。そしてこのスパは、2014年3月、2014ワールド・ラグジュアリー・スパ・アワードでベトナムトップと成る「Best Luxury Emerging Spa (ベトナム)」を受賞しました。（K.S）

バンヤンツリー・スパのトリートメントルーム。

メインダイニングルーム、タイ料理の「サフロン」。

ベトナム料理の定番人気料理、本場の「生春巻き」。