シンプル調理でここまでおいしい!「根菜のじっくりロースト」
ホームパーティレシピ 2014.06.05
緑、赤、黄色......色彩豊かでピンッと元気な野菜が並んでいるのを見ると、自分の気持ちまで健やかに整っていくのを感じます。
先日八百屋さんで見つけた「フルーツにんじん」。
とりあえず一袋買ってみました。
袋から出してみると!
可愛いというより、ゴツゴツしていて、ブサイク。
色も特別奇麗というわけでもなく、ちょっとがっかり。
とりあえず、ピーラーで皮を剥いてみたら......。
あらら!
紫がかったオレンジのにんじん、黒紫色のにんじん、白っぽいにんじん、黄色いにんじん。
鮮やかな子たちに変身です。
更に半分にカットしてみたら......。
オレンジ×紫、紫×白など、ツートーンになっていてきれい!
塩こしょうして、エキストラ・バージン・オリーブオイルをかけて、オーブンでローストしました。
色よくツヤツヤセクシーな焼き上がりに、うっとり。
オーブンに入れて30分火を入れたので、にんじんの甘みが120%引き出せました。
食べたみんなも「甘い!」「おいしい!」の連発。
久々ににんじんで大騒ぎした日でした。
せっかくなのでレシピでご紹介。
「スイートにんじん」じゃなくても、
かぼちゃのスライス、れんこん、カブなど、色々な根菜でもおいしく仕上がります。
★根菜のじっくりロースト★
じっくり火を入れて、根菜類の甘みを引き出すレシピです。
鶏の丸焼き等、お肉の付け合わせにもピッタリです。
【材料】
お好みの根菜類(かぼちゃのスライス、れんこん、茹でた筍、カブなど)
ハーブ塩または普通の塩
エキストラ・バージン・オリーブオイル
各適量
【作り方】
1 用意した根菜を食べやすい大きさにカットして、ボウルに入れる。
2 ハーブ塩を軽くまぶし、全体にオイルをまぶす。
3 180℃-200℃のオーブンで野菜に火が通り、おいしい焼き色が付くまでじっくりローストしていく
(今回のにんじんの場合は25分程度の火入れ)。
【ポイント】
・カブの場合、葉を残したまま4等分にしてローストすると、見栄えがよくなります。
・野菜にオイルをしっかりまぶした方が色よく焼き上がる。
オイルが十分に絡んでいないと野菜がカサカサに仕上がる可能性があるので注意する。
・ガスオーブンを使用。オーブンによってクセがあるので一概にはいえないが、電気オーブンの場合は+20℃から30℃で焼いてみるのがおすすめ。
青海七生 Nao Aoumi
パーティ料理研究家
フランス独立記念日と同じ7月14日生まれ。「きっとフランスに縁があるのよ」と両親に言われ続け、大学では仏語を専攻し留学も経験。仏系証券会社勤務、南仏でのレストラン研修……とフランスと関わる人生を歩む。現在は「ワクワクしてる?」をコンセプトに、ビジュアルも含めて食の楽しさを伝える料理教室を主宰。各メディアにレシピを提供する傍ら、メドックマラソンやボルドーでのワイン研修に参加するなど、渡仏&食の探求を欠かさない。ワインエキスパート、チーズプロフェッショナル資格取得。
BRUNCH : https://brunch-nao.amebaownd.com

Nao Aoumi
パーティ料理研究家
フランス独立記念日と同じ7月14日生まれ。「きっとフランスに縁があるのよ」と両親にいわれ続け、大学では仏語を専攻。フランス留学、仏系証券会社勤務、南仏でのレストラン研修‥と、フランスと関わる人生を歩む。2019よりボルドーを拠点に活動。各メディアにレシピを提供する傍ら、マルシェやワイナリー巡りなど、食の探求を欠かさない。ワインエキスパート、チーズプロフェッショナル資格取得。
BRUNCH : https://naoaoumi.wixsite.com/website-5