ハート柄の赤いドレスで登場したキャサリン皇太子妃、がん患者への支援を表明。

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6月2日(火)、キャサリン皇太子妃と義父の国王チャールズ3世は、2024年にそれぞれががんと診断されて以来、がんとの闘いをテーマとした初めての公務を共に行った。

2026年6月2日、ロンドンのセント・ジェームズ宮殿で開催された「キャンサー・リサーチUK」創立125周年記念レセプションに出席したキャサリン皇太子妃。photography: Pool / Getty Images

思いがけない、そして極めて象徴的な公務だった。6月2日(火)、キャサリン皇太子妃は予定を急きょ変更し、ロンドンのセント・ジェームズ宮殿で開催された、がん研究機関「キャンサー・リサーチUK」の創立125周年記念レセプションに出席した。このテーマは、2024年3月に自身の病気が公表されて以来、とりわけ公妃にとって特別な意味を持つものとなっている。キャサリン皇太子妃は、チャールズ3世とともに会場を訪れた。国王もまた、原因が公表されていないがんの治療を現在も続けている。ふたりは研究者や臨床医、ボランティア、そして研究活動に携わる専門家たちと交流した。終始笑顔を見せていたキャサリン皇太子妃は、「がんの予防、診断、治療の進歩に尽力している皆さまに敬意を表します」と語り、一人ひとりと言葉を交わしながら、関係者たちとの交流の時間を大切にしていた。

ウィリアム皇太子の妻であるキャサリン皇太子妃は、病気を患って以降、公務の予定を大幅に減らしている。2025年1月に寛解を発表した後もその方針は変わっていない。しかし、このイベントへの欠席は考えにくいものだった。今回の公の場で、キャサリン皇太子妃が選んだのは、アメリカのブランド「ロダルテ」による、白い水玉とさりげないハート柄が散りばめられた赤いシルクのミディ丈ドレス。レトロな雰囲気を漂わせる一着で、白い襟と折り返しのデザインが鮮やかな赤とのコントラストを生み出していた。また、プリントと同じ柄のベルトがウエストを優しく引き締め、すらりとしたシルエットを際立たせていた。さらに、キャサリン皇太子妃は襟元に赤い花のブローチを添え、装いにさりげない個性をプラスしていた。

ダイアナ妃を思わせる装い

今回の装いには、ダイアナ妃との共通点を見いだした人も少なくなかった。生前のダイアナ妃は、水玉模様を特に好んで身につけていたことで知られている。これは、同じく水玉柄をエレガントに着こなすキャサリン皇太子妃との共通点でもある。1981年5月、婚約者だったチャールズ皇太子との初めての公式の外出の際、ダイアナ妃はデザイナーのジャスパー・コンランが手がけた白い水玉模様の赤いスーツを着用していた。その装いは、今回キャサリン皇太子妃が着用した赤いドレスを思わせるものだった。がん研究支援への思いを示す赤い装いであると同時に、義父チャールズ3世、そしてダイアナ妃への敬意も感じさせる、二重のオマージュとなった。

From madameFIGARO.fr

※この記事は、フランスの新聞社「Le Figaro」グループが発行する「madame.lefigaro.fr」で掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。

  • text: Louise Ginies (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi