【フィガロジャポン35周年企画/35人のパリジェンヌ】

人生は一本の映画であると教えてくれた人、アニエス・ヴァルダ。

Paris

Agnes Varda
アニエス・ヴァルダ
映画監督

©︎Martine Franck/Magnum Photos/Aflo

「作品を通して愛情を人々と分かち合える。特別な人生に感謝しているわ」

アニエス・ヴァルダはアラン・レネやジャン=リュック・ゴダールらと同時期にメガホンを取り始め、女性監督のパイオニア的存在として知られる。代表作は『5時から7時までのクレオ』(1961年)や『ダゲール街の人々』(75年)、『歌う女・歌わない女』(77年)、『冬の旅』(85年)など。

ドキュメンタリーの手法を取りながらその語り口は主観的で、独自のスタイルを築いたオリジナリティあふれる作風が話題を呼んだ。生涯の伴侶であった映画監督、ジャック・ドゥミの人生を作品にした『ジャック・ドゥミの少年期』(91年)、そして『アニエスの浜辺』(2008年)では、81年にわたる自らの物語を記録。激動の時代を生き抜いたアニエスの眼差しはいつも人間への愛にあふれていた。

フィガロジャポン2009年10/20号
フィガロジャポン1990年6月号
フィガロジャポン2018年5月号
フィガロジャポン2018年5月号

text: Junko Kubodera

この記事の元URL: https://madamefigaro.jp/paris/agnes-varda.html