【CAだけが知っている!?とっておき美容vol15】
人間関係を円滑に。CA同士で贈り合う「シートマスク」のプチギフト。
世界各国を飛びまわる現役のキャビンアテンダント(CA)や、CA経験者に「キレイの秘密」を聞く連載「CAだけが知っている!? とっておき美容」。
第15回は日系航空会社に勤務する、現役CAのNMさんです。日本人らしい心配りのひとつとして、NMさんの会社ではお礼や感謝の気持ちを伝えるためにCA同士で「コスメのプチギフト」を贈りあう文化があるそう。今回は贈って喜ばれる、人気アイテムを教えてもらいました。

今回紹介してくれたCA:NMさん
新卒で専門学校の職員を務めたのち、日系航空会社に転職して1年半CA経験を積む。 2018年、現在の日系航空会社に入社し、短距離・中距離の国際線を中心に担当している。ドラッグストアコスメや韓国コスメに詳しい、年齢不詳な美肌の持ち主。
日系航空会社ならでは!? CA同士の「プチギフト」文化
1度は別の業界に就職したものの、CAを志して転職したNMさん。「海外に単身赴任していた家族の影響で、仕事で海外に渡航する方のサポートをしたいと思ったんです。日々CAの仕事は、『体力』と『チームワーク』が必要だと実感しています」
お子様連れの方のサポートや、荷物の上げ下げのお手伝いなど、CAは想像以上に「力仕事」も多く、限られた時間でのお客様対応のために、同僚とのコミュニケーションが必要不可欠といいます。
「新人の頃は特に、一人ではできないことだらけで、さまざまな場面で同僚に助けてもらいました。10年以上キャリアを重ねたいま、今度は自分が後輩のサポートをする場面も増えたなと感じています」
そんな「お互いさま」の精神を大切に、チームワークを重んじる日系航空会社では、CA同士で日頃の感謝を伝え合う、プチギフト文化があるといいます。
「たとえば、フライトで助けてくれた方に、“今日はありがとう”とか。研修をしてもらった先輩に“お世話になりました”とか。メッセージを添えて、ちょっとした御礼の品を渡すんですね。品物はシートマスクや入浴剤など、コスメが多いのが特長です」
プチギフトの定番は、「シートマスク」や「入浴剤」
プチギフトとして、なぜシートマスクや入浴剤が多いのか聞いてみると、「軽くて、薄いからです」とNMさん。
「渡すほうも受け取るほうも、持ち歩きやすいですし。本人に直接渡せない場合、会社の引き出しにある個人用のファイルに、そっと差し込んでおくこともできます。何より“お疲れさま”の気持ちを伝えるのに、ピッタリなんです」

今回は「贈って喜ばれて、もらっても嬉しい」シートマスクの名品をご紹介。CAの間で人気の理由も教えてもらいました。
CA同士で交換するシートマスクの名品
①定番は韓国コスメの“メディヒール”と“アヌア”
シートマスクで目下人気があるのは、なんといっても「韓国コスメ」。フライトのついでに韓国で購入するのかと思いきや、「韓国線は日帰りなので、飛行機から降りられないことが多いんです。私は日本のドラッグストアや、アジア各国の空港、韓国コスメのサイトで購入しています」とNMさん。

「メディヒールは、みんな1度は使ったことのあるブランドなので安心感があります。シンプルな使い心地&無香料なので、人を選ばず渡しやすい。国内でも買えますが、同僚からバンコクのドラッグストアが安いと聞いて、見つけるとまとめ買いしています」

「アヌアは、自分で“PDRNヒアルロン酸 100セラムマスク”を使ったらとても良かったので、ギフト用にストックしています。保湿力に優れていて、それぞれハリツヤの向上、くすみケアなど、肌悩みに応えてくれる点も魅力です」
②特別感のあるマスク、“バイオダンス”と“ヴァセリン”
特別感のあるプチギフトとして、CAに人気なのが「バイオダンス」。3時間以上肌に貼っておける、ぷるんとした独特のシートマスクです。

「塗布したまま寝られるので、ステイ先で使うと肌がひと晩で復活すると評判です。機内で使っているお客様もよく見かけますね」

もう一品、ちょっぴり特別感があるものといえば「ヴァセリン」のシートマスク。韓国土産の定番で、韓国のダイソーや空港のコンビニで手に入るそう。
「シートにリッチなクリームを含ませていて、こっくり濃厚な使用感が気に入っています。とにかく保湿力が優秀で、モチモチの質感になりますし、パッケージもかわいくてCA同士でよく交換します」
③先輩CAから伝授! 手荒れ対策の“ハンドケアマスク”
CAに共通するお悩みのひとつが、実は「手荒れ」です。極度に乾燥した機内で、掃除作業をする際に、先輩CAから「ハンドクリームを塗ってから、ビニール手袋をするといいよ」とアドバイスされるほど。

「この“ココスター”のハンドケアマスクも、先輩から教えてもらった1品です。美容液を浸透させた手袋タイプで、20分くらいはめておくと、カサカサの手がしっとり整うんですね。みんな手荒れに悩んでいるので、贈り物に喜ばれます」
ノーチェックだった優秀マスクを、プチギフトをきっかけに知ることも多いそう。同僚や先輩とも、常にマスク情報を交換しているそうです。
「新人研修の最後の日に、教官から言われたひとことが忘れられなくて。“皆さんにお伝えしたいことがあります。必ずシートマスクでお手入れしてください。機内はものすごく乾燥するので”って。あれ以来、少なくとも私たちの同期は“フライト後はシートマスク”を合い言葉に、今日も飛び立っているはずです(笑)」
CAの必需品であるシートマスクは、自分で使ってよし、贈ってもよしの便利なアイテム。“お疲れさま”の気持ちを伝えるプチギフトとして、あなたも同僚に贈ってみては?
- text: Namiko Uno