Paris City Guide - Master

パリ最古といわれる花屋でワークショップ体験。自分だけのブーケを!

2026.06.03

いま、パリでは陶芸やレターカフェなど、アナログな体験を売りにするアドレスが増えている。旅人にとって新しい発見と気付きを得られれば、滞在が特別なものに様変わりしそう。フラワーアレンジを英語で体験できるアドレスをご紹介。


注目のフローリストでパリシックなブーケを作る。
L’Arrosoir
ラロゾワール[オベルカンフ]

この日はパープルとピンクの色使いでヒヤシンス香る詩的なブーケを制作。野草など野趣あふれる要素を加えて、あえてラウンドに揃えず自然な束にするのが店のスタイル。
長さのバランスを重視するため、束にする前に花の状態を入念にチェック。

100年続くパリ最古といわれる花屋を受け継いだカリフォルニア出身のアドリアンヌが、歴史とエスプリを守りながらも新たな感性を重ね、いまやパリで最も人気のフローリストのひとつに。花の代金だけで、伝統的なフランスのフラワーアレンジメントのルールにちょっとした遊び心を加える彼女流のテクニックを、英語で教わることも可能だ。不定期開催のワークショップに参加すれば、シャンパン片手に花と向き合うロマンティックな時間をパリジェンヌたちと共有できそう。自身が作ったパリのブーケを滞在先の部屋に飾るのも一興。

アンティーク家具を配した店内は色とりどりの花のディスプレイの美しさも格別。昨年はオスロに2店舗目をオープンさせ、4月には50種類以上のブーケの作り方を掲載した本『Fleurs』を出版と活躍が目覚ましい一軒。
英語も話せる頼もしいスタッフたち。
向かいにあったカフェが取り壊される際に引き取った大きなカウンターは、場所の記憶を宿す存在。レジに残る「TABAC」の文字も往時を物語る。
花を選ぶ際にはカラーや旬の花についてアドバイスをもらおう。ブーケ制作は60ユーロ~。
INFORMATION
L’Arrosoir|ラロゾワール〈11区|オベルカンフ〉

住所:

80, rue Oberkampf 75011

電話:

01-43-57-15-61

 Ⓜ:

PARMENTIER

 営:

10:00~20:00(月~土)、10:00~19:00(日)

 休:

無休

 料:

Floral Workshop 120分 160ユーロ~

  • photography: Mari Shimmura
  • coordination: Maki Kotabe (Paris Office)
  • editing: Eri Arimoto
  • ●1ユーロ=約184円(2026年3月現在)
  • ●日本から電話をかける場合、フランスの国番号33の後、市外局番の最初の0を取ります。フランス国内では掲載表記どおりかけてください。
  • ●各紹介アドレスのデータ部分のⓂは地下鉄の駅を示しています。 
  • ●掲載店の営業時間、定休日、商品・料理・サービスの価格、掲載施設の開館時間やイベントの開催時期などは、取材時から変更になる可能性もあります。ご了承ください。

*「フィガロジャポン」2026年5月号より抜粋