おちゃめ！戴冠式で奔放な姿を見せるルイ王子。

Culture 2023.05.07

5月6日に執り行われたチャールズ３世の戴冠式の間、退屈を隠せない人物がいた。ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃の末息子、ルイ王子だ。母親と姉のシャーロット王女の間に座した小さな王子さまは、またしても儀礼度外視の、自由奔放な姿を見せてくれた。

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ウィリアム皇太子とキャサリン妃の末っ子は、家族の注意を引くのが好きなようだ。5月6日、祖父チャールズ3世の戴冠式に出席したルイ王子は、式典中に大きなあくびをして再び注目を集めた。式典はロンドンのウェストミンスター寺院で執り行われた。姉のシャーロット王女の隣に座っていた5歳のルイ王子は、目の前で繰り広げられる物語を理解できなかったようで、式典からこっそり抜け出す一場面もあった。

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時間は短くなったけど……

戴冠式の間、聖堂の天井を見つめたり、足をぶらぶらさせて退屈しのぎをしたりしているルイ王子の姿が見受けられた。そんなルイ王子を、母親のキャサリン皇太子妃は始終諭し続けていた、と「デイリーメール」は報じている。時には、キャサリン妃が彼の耳元で何か囁く姿も——きっと、「やめなさい！」と言い聞かせていたのだろう。

1953年に執り行われたエリザベス女王の戴冠式は3時間だったが、今回のチャールズ国王の戴冠式は1時間半ほどに短縮された。とはいえ、5歳の子どもには明らかに長すぎたようだ。

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無邪気な姿

しかし英国民は、リトル・ルイの無邪気な瞬間やユーモラスな姿に親しみを感じているようだ。昨年9月に亡くなった曽祖母の隣で見せた彼の奔放な姿は記憶に新しい。故エリザベス女王は、亡くなる数カ月前、自身の在位70年を祝うプラチナ・ジュビリーのお祝いでバッキンガム宮殿のバルコニーに登場した。そんな曽祖母の隣で、ルイ王子は数々の“おふざけ”を披露し、観衆を喜ばせていた。

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