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VAN CLEEF & ARPELS

香木と数多の香原料を、錬金術のように混ぜ合わす。【写真家ジュリエット・アニェルと、感性を磨く京都。】

Culture

ヴァン クリーフ&アーペルがサポートするフランス出身のアーティスト、ジュリエット・アニェルが、今年4〜5月に開催されたKYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2026に参加。自身の展示会場である有斐斎弘道館を出発点に、作品や創作のテーマと繋がる京都の場所を巡り、自然から生まれた日本文化の多様な姿と出合った。


香木と数多の香原料を、錬金術のように混ぜ合わす。

香原料ひとつひとつ香りを試し、迷いなく調合していくジュリエット。

江戸時代中期創業の天然香木や和の香り文化を伝える老舗、山田松香木店では匂袋作りに集中。沈香、伽羅といった香木は、100年、200年という年月をかけて樹脂の香りが熟成されたもの。その立派な香木や香道具が静かに並ぶ一室で、白檀、丁字(クローブ)、桂皮(シナモン)、大茴香(スターアニス)……と各香原料の由来や薬効を製造部の堀田千尋が丁寧に説明する。西洋と共通するものもあり、多くが植物由来で生薬でもあることがジュリエットには響いたようだ。さらに龍脳や山奈、甘松、藿香(かっこう=パチョリ)などでベースを作った後、好みの香りを足して自分だけの香りへと調合する。大好きだという白檀と藿香を効かせた穏やかな香りに仕上がった。

完成した香りは匂袋と文香にして持ち帰ることができる。

香木が生まれた長い時間に思いを馳せる。店舗では香原料を解説した「香り文庫」のお香を購入。

「私は錬金術に興味があるのかもしれません。お香をゆっくりたくように、京都での経験を少し熟成させて、次の作品へと考えてみたくなりました」(ジュリエット)

山田松香木店
Yamadamatsu Koubokuten
京都府京都市上京区勘解由小路町164
075-441-1123
営)10:30〜17:00 休)第3日曜、お盆、年末年始
https://yamadamatsu.co.jp/
●匂袋作り体験¥2,200

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3つの作品と学問所跡の展示会場との深い共通性。

問い合わせ先:
ヴァン クリーフ&アーペル ル デスク
0120-10-1906(フリーダイヤル)
https://www.vancleefarpels.com/jp/ja/home.html
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  • photography: Yoshiki Okamoto
  • coordination & text: Natsuko Konagaya