未来の女王がグリーンドレスでサプライズ登場。ウィーンの結婚式に見たベルギー王室。

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ハプスブルク=ロートリンゲン家のイザベル大公女がスペイン貴族カルロス・デ・パラシオ・ガイタン・デ・アヤラと206年7月25日にオーストリアで挙式した。参列者のなかにはベルギーのフィリップ国王とマティルド王妃の姿もあった。

式を終えて教会から出てくるイザベル大公女とカルロス・デ・パラシオ・ガイタン・デ・アヤラ。(ウィーン、2026年7月25日)photography: Apa/ABACA

この日、オーストリアのウィーンにはヨーロッパを代表する王室や旧王室が集結した。ハプスブルク=ロートリンゲン家のイザベル大公女と、スペイン貴族カルロス・デ・パラシオ・ガイタン・デ・アヤラの結婚式に出席するためだ。イザベルは両シチリア王女マリア・パロマとハプスブルク=ロートリンゲン大公ジメオンの間に生まれた5人の子どものうち第3子。父方の血筋をたどれば、オーストリア最後の皇帝でありハンガリー国王でもあったカール1世の曾孫にあたる。母方をたどれば両シチリア王国のフェルディナンド2世の子孫でもある。新郎のカルロスは、父方のデ・パラシオ家と母方のガイタン・デ・アヤラ家という、スペイン貴族の代表的なふたつの名家の血を引いている。

ベルギーのフィリップ国王とマティルド王妃、長女エリザベート王女、長男ガブリエル王子。(ウィーン、2026年7月25日)photography: Apa/ABACA

ふたりが結婚の誓いを立てたウィーンのイエズス会教会には、多くの招待客が顔をそろえた。ベルギー王室一家もやってきた。エレガントな赤いドレスをまとったマティルド王妃は夫のフィリップ国王と到着、長女のエリザベート王女と長男のガブリエル王子も同行していた。他にも高貴な血筋の関係者がずらり。花嫁の祖母、アンヌ・ドルレアンはフランス王家の末裔、その娘のクリスティーナ・デ・ブルボン=シシリアスと共に列席した。また、リヒテンシュタイン公国のニコラウス公子とマルガレータ公妃、ブルガリア最後の国王の義娘のミリアム妃、ラファエル・ド・オルレアン=ブラガンサと婚約者の姿も見られた。

サテンとダイヤモンド

花嫁の両親であるハプスブルク=ロートリンゲン大公ジメオンと両シチリア王女マリア・パロマ、新郎の両親であるカルロス・マリア・デ・パラシオ・イ・デ・オリオルとテレサ・ガイタン・デ・アヤラ・イ・ドミンゲスに囲まれたイザベル大公女とカルロス・デ・パラシオ・ガイタン・デ・アヤラ。(ウィーン、2026年7月25日)photography: Apa/ABACA

花嫁は教会の前に純白の装いで立ち、ひときわ輝いていた。なかでも参列者の視線を集めたのは花嫁のティアラだった。イザベルはこの日のために、かつてテシェン公爵夫人マリア・クリスティーナ・フォン・エスターライヒが所有していたダイヤモンド・ボタンのティアラを選んだ。このティアラは1936年、ブルボン=パルマ家のアリシア公女がカラブリア公アルフォンソ王子と結婚した際の結婚祝いとしてブルボン=シチリア家に贈られた後、同家が代々受け継いできた。イザベルの母マリアも、1996年の結婚式でこのティアラを身に着けていた。

父親にエスコートされ、教会に入るイザベル大公女。(ウィーン、2026年7月25日)photography: Apa/ABACA

花嫁はティアラに合わせ、白いドロップパールとダイヤモンドのイヤリングを着用し、頭には花の刺繍が施された美しいロングベールをまとっていた。ドレスはフローラルレースの身頃から長いサテンのスカートが広がるデザインで、この日のために、細部までこだわって選ばれた。

  • 親族に囲まれた新郎新婦。(ウィーン、2026年7月25日)photography: Apa/ABACA

  • カルロス・マリア・デ・パラシオ・イ・デ・オリオルとテレサ・ガイタン・デ・アヤラ・イ・ドミンゲス。(ウィーン、2026年7月25日)photography: Apa/ABACA

  • ゲオルク・ハプスブルク=ロートリンゲン、エイリカ・ハプスブルク=ロートリンゲン夫妻と娘のソフィア、イルディコ。(ウィーン、2026年7月25日)photography: Apa/ABACA

  • 教会を後にするイザベル大公女とカルロス・デ・パラシオ・ガイタン・デ・アヤラ。(ウィーン、2026年7月25日)photography: Apa/ABACA

  • 教会前でキスを交わすイザベル大公女とカルロス・デ・パラシオ・ガイタン・デ・アヤラ。(ウィーン、2026年7月25日)photography: Apa/ABACA

  • 父親と歩くイザベル大公女。(ウィーン、2026年7月25日)photography: Apa/ABACA

  • イザベル大公女とカルロス・デ・パラシオ・ガイタン・デ・アヤラ。(ウィーン、2026年7月25日)photography: Apa/ABACA

  • ベルギーのフィリップ国王。(ウィーン、2026年7月25日)photography: Apa/ABACA

  • ベルギーのフィリップ国王とマティルド王妃。(ウィーン、2026年7月25日)photography: Apa/ABACA

  • ベルギーのマティルド王妃。(ウィーン、2026年7月25日)photography: Apa/ABACA

  • 教会前のイザベル大公女。(ウィーン、2026年7月25日)photography: Apa/ABACA

  • ゲオルク・ハプスブルク=ロートリンゲンとエイリカ・ハプスブルク=ロートリンゲン。(ウィーン、2026年7月25日)photography: Apa/ABACA

  • ラファエル・ド・オルレアン=ブラガンサと婚約者のマルゲリータ・デッレ・ピアーネ。(ウィーン、2026年7月25日)photography: Apa/ABACA

  • ハプスブルク=ロートリンゲン家のローレンツ、カール・ペーター、アレクサンドラ、アントニオ。(ウィーン、2026年7月25日)photography: Apa/ABACA

  • リヒテンシュタイン公国のフィリップ公子と妻のイザベル。(ウィーン、2026年7月25日)photography: Apa/ABACA

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From madameFIGARO.fr

※この記事は、フランスの新聞社「Le Figaro」グループが発行する「madame.lefigaro.fr」で掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。

  • text: Leonie Dutrievoz (madame.lefigaro.fr)