【ダイアナ妃の結婚式】45年の時を経て、舞台裏の未公開写真が再び注目を集める。
クリスティーズでロンドンを拠点に、名画などの傑作作品およびプライベートセール部門の国際責任者を務めるアムジャド・ラウフ氏が最近、自身のインスタグラムアカウントで、45年前の1981年7月29日にロンドンで行われたチャールズ皇太子とダイアナ妃の結婚式の未公開写真を公開した。

「世紀の結婚式」と呼ばれたこの一大イベントは、世界中で7億5000万人以上のテレビ視聴者が見守った。人々はその瞬間、まるでおとぎ話から抜け出してきたかのような結婚に立ち会っているような気分に浸った。1981年7月29日、当時はまだ皇太子だった後の国王チャールズ3世が、ダイアナ・スペンサーと結婚。ロンドンのセント・ポール大聖堂で豪華な式典が執り行われ、空前の熱狂を巻き起こした。この日、60万人を超える英国人が、チャールズとダイアナのパレードを一目見ようと、首都ロンドンの通りに詰めかけた。45年が経った今も、そして、ダイアナ妃にとってまさに悪夢と化したこの結婚生活が悲劇的な結末を迎えたにもかかわらず、その魅力はほぼ色あせることがない。その証拠ともいえるのが、最近になって新たな未公開写真がSNS上に再び登場したことだ。歴史的なこの日の写真はもうすべて見尽くしたと思っていた王室ファンたちを大いに喜ばせている。
2026年7月29日、ふたりが結婚45周年を迎えるはずだった日に、クリスティーズでロンドンを拠点に名画などの傑作作品およびプライベートセール部門の国際責任者を務めるアムジャド・ラウフ氏が、自身のインスタグラムアカウントで、公式の結婚式アルバムには収録されていなかった7枚の写真を公開した。
「世紀の結婚式」の舞台裏
これらのセピア調およびモノクロの写真は、式典後にバッキンガム宮殿で開かれた披露宴で、写真家のパトリック・リッチフィールドが撮影したものだ。当時20歳だったダイアナ・スペンサーは、ふんわりと膨らんだ袖が特徴的な豪華なウェディングドレスを身にまとい、夫の隣で満面の笑みを浮かべている。夫のチャールズもまた、結婚式の公式写真に写る姿よりも、ずっとリラックスした様子だ。一方、エリザベス女王は4枚の写真に登場。そのうち1枚では、バッキンガム宮殿の前に集まった大勢の群衆を映した映像を、小型テレビで見つめる女王の姿が捉えられている。
世紀の結婚式の舞台裏を垣間見ることができる貴重な写真の数々は、パトリック・リッチフィールドのアシスタントによって「救い出された」ものだった。アシスタントはそれらを30年以上にわたって保管していたという。アムジャド・ラウフは、自身が投稿した写真のカルーセルのキャプションでそう説明している。さらにこの専門家によると、一般にはほとんど知られていなかったこのコレクションは、実は2015年、米国ボストンのオークションハウス「RR Auction」のオークションを通じて日の目を見ることになったという。
From madameFIGARO.fr
※この記事は、フランスの新聞社「Le Figaro」グループが発行する「madame.lefigaro.fr」で掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。
- text: Solene Delinger (madame.lefigaro.fr)
- translation: Hanae Yamaguchi