「不安でいっぱいだった」ベルナール・タピの娘ソフィー、夫の移籍でビアリッツを去る心境を告白。
ラグビー選手バティスト・ジェルマンはバスク地方を離れ、オーヴェルニュへ家族と共に引っ越す準備をしている。彼の妻が生活の変化についての不安を語った。

また引っ越しだ。プロスポーツ選手と暮らせば、ひとつの場所に落ち着くことは滅多にない。家族の日常はそのため、引っ越しや移動に伴う高い適応力を求められることが多い。実業家であり、政治家だった故ベルナール・タピとドミニク・タピの次女、38歳のソフィー・タピもそのひとり。夫のラグビー選手バティスト・ジェルマンは、バスク地方のアヴィロン・バイヨネで2シーズンを過ごした後、オーヴェルニュ地方のASMクレルモン・オーヴェルニュと2028年までの契約を結んだばかりだ。
かつて2部のビアリッツ・オランピックでプレーしていた25歳のスクラムハーフは新たな展開を喜んでいるようだが、妻はSNSで不安を隠さなかった。歌手や女優として活動しているソフィーは今週、バスク地方のビーチでのセルフポートレートをインスタグラムにポストした。キャプションには「私の楽園で過ごせる最後のひとときを楽しむ。不安でいっぱいの心を抱えて旅立つ」の文言に続き、「新しい環境にどう適応しよう? 子どもたちは?」とつづると、気持ちのおもむくままに、「子どもたちの思い出をここに残して、新しい思い出作りへ。新しい顔ぶれ、違う言葉、違う風習。こんなに大好きだったのに。それがスポーツ界の厳しい現実。新たなチャンスをつかむために違う街へ行かなければならない」と続く。いずれにせよ、新しい生活も一時的なことで、契約が終了すればビアリッツに戻ることを早くも考えている。「きっとここに戻ってくる。この確信を支えに頑張ろう」。締めくくりに彼女は、バスク語で「またね、素晴らしいバスク地方」と書いた。
愛着の地
パリ12区で生まれたソフィーは首都パリとマルセイユで育った。マルセイユに行ったのは、父ベルナール・タピが1986年から1994年までサッカークラブ、オリンピック・マルセイユの会長を務めていたからだ。以前、フランスの「リベラシオン」紙のインタビューで、2つの都市を行き来した子ども時代を振り返り、パリに戻った時は辛かったこと、名字を理由に学校でいじめを受けたことを語っていた。やがて、夫となる男性と出会い、2022年にビアリッツへ引っ越す。ふたりは2024年7月、バイヨンヌ近郊のビダール村で挙式し、すぐに子ども2人に恵まれた。結婚した年に長男セザール、そして2025年2月にはエレナが誕生している。バスク地方とその伝統にすっかり愛着を抱くようになった一家は、今年7月、母のドミニク・タピとともにバイヨンヌ祭にも参加している。
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※この記事は、フランスの新聞社「Le Figaro」グループが発行する「madame.lefigaro.fr」で掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。
- text: Emma Martin (madame.lefigaro.fr)
- edit: フィガロジャポン編集部