61歳のジョニー・デップ、ジャック・スパロウの衣装を纏い病院の子どもたちをサプライズ訪問!

Celebrity 2024.10.03

スペイン・バスク地方で毎年開催されるサン・セバスティアン国際映画祭に出席した俳優は、そのかたわら、当たり役の海賊に扮して近隣の病院を慰問し、入院中の子どもたちを喜ばせた。

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映画のプロモーションでスペインを訪問中のジョニー・デップ。(2024年9月24日) photography: Reuters/Aflo

俳優兼監督として活躍するジョニー・デップは、スペインのサン・セバスティアン国際映画祭で画家モディリアーニを描いた監督作品『Modi: Three Days on the Wing of Madness(原題)』のプレミア上映をおこなった。だがその記者会見は取材陣のボイコットに遭い、散々なものだった。元妻アンバー・ハードとの訴訟以来、激しい批判にさらされている61歳の俳優はその一方で9月26日にドノスティア大学病院を訪れ、病児を見舞った。それも当たり役のひとつ、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの象徴的なキャラクターである海賊ジャック・スパロウに変装して。

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新鮮な空気

病院は同日、X(旧ツイッター)に訪問の写真を投じた。投稿は大好きなヒーローに会えた子どもたちの喜びを語り、「病棟全体に新鮮な空気が吹き込んだ」と感謝の言葉を述べた。ドノスティア大学病院のプレスリリースでも、「笑いに満ちた素晴らしい体験をした子どもたちは、おかげで経験している困難をひととき、忘れることができました」と伝えている。

娘の入院

ジョニー・デップがジャック・スパロウに扮して入院中の子供たちを見舞ったのは、今回が初めてではない。俳優は病児の状況に、自分の辛い思い出を重ね合わせている。2015年、彼はイギリスのトーク番組、「グレアム・ノートン・ショー」(BBC One TV)で2007年、当時7歳だった娘のリリー・ローズが大腸菌による尿路感染症にかかり、ロンドンのグレート・オーモンド・ストリート病院に9日間入院したことを語った。「人生で最も暗い時期だった」そうだ。

その時以来、病児のことが気になっていると俳優はBBC Oneの番組で語った。「子どもたちは僕にとっては贈り物だ。それまでも慰問をしていたが、娘の入院を経てからは、とても大事なことになった」と言うと次のようにしめくくった。「子どもたちはとても勇敢だ。少しでも親たちに笑顔や笑いを届けたいという思いだけでやっている」

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text: La rédaction (madame.lefigaro.fr)

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