デンマークのイザベラ王女、18歳の誕生日に特別なダイヤモンドのティアラを着けた写真を公開!
Celebrity 2025.04.23
4月21日に18歳になったデンマークのイザベラ王女の新成人記念ポートレートが発表された。

成人年齢を迎え、今日からはいよいよ大人。2025年4月21日に18歳の誕生日を迎えたイザベラ王女の新しい公式ポートレート写真3枚がデンマーク王室により発表された。フレデリック国王とメアリー王妃は子どもたちの誕生日毎にポートレート写真を発表しているが、今回の王女のポートレートは、はじめて公式にティアラを着けた写真であり、王女が人生の新たな段階に入ったことを示した。
フォトグラファーはスティーン・エヴァルド。撮影はアマリエンボー宮殿を構成する宮殿のひとつ、フレデリク8世宮殿の騎士の間でおこなわれた。王女が着たのはデザイナー、カリーナ・グロニングによるオレンジのサテンドレスで、青い大綬を通したエレファント勲章をつけて誇らしげだ。この勲章はデンマーク最古の兄弟団に由来しており、王族が成人すると授けられる。
花のロゼット
ポートレート写真で特筆すべきは王女のティアラだ。祖母のマルグレーテ2世から送られたもので、「徐々に小さくなる11個のデージー型ロゼットで飾られた」ターコイズブルーとダイヤモンド製。このティアラは19世紀末に作られ、当初の所有者はイザベラ王女の高祖母、マーガレット・オブ・コノートだった。女性4世代を経て王女が受け継ぐティアラということだ。ちなみに王女の祖母のマルグレーテ2世の愛称もデイジーだ。
---fadeinpager---
多機能ティアラ
デンマーク王室の公式ウェブサイトによれば、「王室が所有する他の多くのジュエリーと同様、このティアラは多機能で、分解すればブレスレットとして使用可能」とのこと。デンマーク王室の膨大なジュエリー・コレクションのひとつでもある。
公式ポートレート写真撮影にあたって王女は母メアリー王妃から、ロシアのエカテリーナ2世が所有していたと言われるターコイズとダイヤモンドのイヤリングも借りている。王女が母親からジュエリーを借りたのはこれが初めてではなく、今年4月15日、18歳の誕生日を記念してコペンハーゲンで開催されたコンサートでも、素敵なダイヤのイヤリングを借りていた。こちらは老舗オークションハウス「ブルン・ラスムッセン」で購入したアンティークジュエリーだそう。どうやら母娘の趣味は一致しているようだ。
From madameFIGARO.fr
text: Louise Ginies (madame.lefigaro.fr)