美術史科出身のキャサリン皇太子妃、美術館へのサプライズ訪問で驚かれた理由は?
Celebrity 2025.06.12
6月10日、ロンドンの博物館新館を訪れた皇太子妃はいつものようにエレガントなハイヒールで現れたが、推奨されていた靴はフラットシューズだった。

快適かエレガントかの間で選択をするなら、キャサリン皇太子妃に迷いはない。6月10日、皇太子妃は「喜びをもたらす芸術を称える重要性に光を当てた」V&Aイースト・ストアハウスを訪問した。ロンドンで5月31日に一般公開されたばかりのヴィクトリア&アルバート博物館の新施設だ。皇太子妃はまたしても完璧なスタイルで美しかった。同時にそれはあるルールへの「挑戦」でもあった。
ウィリアム皇太子の妻はアレキサンダー・マックイーンのロイヤルブルーのパンツスーツに、エレガントな黒のハイヒールを着用していた。実のところ同施設では「動きやすい服装とフラットシューズの着用」をウェブサイトで公式に推奨している。「金属格子の床は、ピンヒールに適していません」とも。
そんなルールは気にせず、キャサリン皇太子妃は何千点もの「特別な収蔵品」が並ぶ施設内をハイヒールで精力的に歩き回った。学期半ばのハーフターム休暇を3人の子どもたちと過ごした後の初めての外出だ。皇太子妃はひときわエレガントに、驚くほど軽やかな身のこなしを見せた。これにはV&Aの館長も驚いたようで、皇太子妃訪問後、「ピープル」誌にこう語ったほどだった。「彼女はプロですね! うまくこなされました!」
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美術史を専攻
ハイヒールの件はさておき、同施設の館長は皇太子妃の訪問に心底感激しているようだった。「とても順調でした。皇太子妃は展示品を本当に熱心に見てまわられ、大変印象的でした」と言うと、「すごいエネルギーをお持ちです。非常にエネルギッシュで集中されていました。前回お迎えしたのは2年ほど前のことです。クリエティビティ、ものづくり、デザインに関心と情熱をお持ちの皇太子妃をお迎えできて光栄でした」。その情熱は学業の選択にもつながった。皇太子妃はセントアンドリュース大学で美術史の学位を取得している。そして大学でウィリアム皇太子と出会った。
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text: Louise Ginies (madame.lefigaro.fr)