「8歳までは半ズボン」ルイ王子、英国王室のしきたりを破る?
Celebrity 2025.06.25
キャサリン皇太子妃とウィリアム皇太子の末っ子であるルイ王子(7歳)は、公の場に姿を見せる際には、ある特定の服を着用する決まりがある。それにもかかわらず、このところはその決まりに従っていない。
王室のプロトコルは形骸化しつつあるのだろうか。キャサリン皇太子妃とウィリアム皇太子の末っ子であるルイ王子は、今年4月に7歳の誕生日を迎えた。この年齢になると、あと1年間は王室に代々受け継がれてきた"あるドレスコード"を守らなければならない。そう語ったのが、王室プロトコルの専門家であるウィリアム・ハンソンだ。彼はアメリカの雑誌「ハーパーズ・バザー」に対し、「時代が(少しずつ)変わりつつあるとはいえ、幼い男の子が長ズボンをはくことは中流階級の証と見なされます。そして、自らを誇りに思う貴族や王族であれば、誰もそのように見られたいとは思わないでしょう」と説明する。

実際、ジョージ王子とシャーロット王女の弟であるルイ王子は、夏でも冬でも数多くの場面で半ズボン姿を披露してきた。特に印象的だったのが、2023年の恒例となっているクリスマスカード用の家族写真だ。キャサリン皇太子妃とウィリアム皇太子のそばで、3人の子どもたちは笑顔で並んでいたが、末っ子のルイ王子だけが半ズボン姿で、当時10歳と8歳だった兄と姉は長ズボンやタイツで脚を覆っていた。
ルイ王子の前に、長男のジョージ王子もまた、この厳格なドレスコードを守っていた。同じ年頃の頃、ウィリアム王子とハリー王子も、ネイビーブルーやカラフルな半ズボン姿で何度も写真に収められている。

例外があるからこそルールが際立つ
冬に半ズボンを履く慣習は、エリザベス女王の死去以降、徐々に消えつつある。ルイ王子が冬に半ズボンを履いている姿を最後に目撃されたのは、2022年12月、女王の死去から3か月後だった。2023年のクリスマスミサでは、当時5歳のルイ王子がチェック柄の長ズボンを履いて登場し、そこからフォーマルなスーツのズボンに衣装が変わったことが確認できる。それ以降、公の場ではズボン姿が増えており、直近では6月14日に行われた英国王の公式誕生日を祝う軍事パレード「トゥルーピング・ザ・カラー」にもズボンで参加している。
トゥルーピング・ザ・カラーに英国王室一家が集結
6月14日(土)、イギリス王室のメンバーがトゥルーピング・ザ・カラーを祝った。この式典は毎年、国王チャールズ3世の誕生日を祝うために開催されている。

photography: Lock Stephen/I-Images/ABACA

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From madameFIGARO.fr
text: Emma Martin (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi