シャロン・ストーンやグウィネス・パルトロウ、ローラら豪華セレブがナポリに集結。マックスマーラ2026年リゾートコレクションをレポート!

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マックスマーラ 2026年リゾートコレクションのショーが大建築で世界遺産に登録されているガゼルタ宮殿で6月17日(現地時間)に開催。ナポリ郊外の壮麗な宮殿を舞台に多くの人を魅了した。

横幅247m、奥行き184m、高さ41mの5階建ての大建築で世界遺産に登録。

18世紀に建てられたこの壮麗なバロック建築はヴェルサイユを超える宮殿を目指して作られたと言われ、奥に作られた庭園もヨーロッパ最大級。

ランウェイは映画のロケ場所にもなっているエントランスの大理石の階段に設けられ、会場にはシャロン・ストーンやグウィネス・パルトロウ、ローラら、豪華セレブリティが続々と来場した。


ランウェイが設けられたエントランスの大階段。

「ヴェネーレ・ヴェスヴィアーナ(ナポリの象徴であるベスビオ火山のビーナス)」と題した今季は、創業した1951年前後の時代にナポリで生きた女性たちにフォーカスした。ナポリ女性の不屈の生命力を描いたドゥアルド・デ・フィリッポ作の演劇『ナポリの百万長者』(45)、ヴィットリオ・デ・シーカ監督の『ナポリの黄金』(54)やジュゼッペ・デ・サンティス監督の『にがい米』(49)に登場したシルヴァーナ・マンガーノやソフィア・ローレンといった女優たちが着想源に。

大胆にロールアップされたショートパンツは『にがい米』のマンガーノを、立体的な菱形のポケットが付いたサーキュラースカート、ポートレートカラーのトップス、ストラップレスブラやスリップドレスは当時のソフィア・ローレンを彷彿とさせる。

マンガーノが初主演した映画『にがい米』を思わせるショートパンツ。

1950年代、ソフィア・ローレンが銀幕で着用していたようなスカート。

また、ネクタイで有名なナポリのブランド、マリネッラとコラボレーション。マックスマーラの創業年と同じ1951年生まれのクラヴァッテ柄を再解釈し、シルクパジャマや刺繍入りカシミアセーターに用いた。

クラヴァッテはマリネッラを代表する小紋柄。

ファッションに意識が高く、少し虚栄心のあるナポリの伊達男「キアッティッロ」風のルックも。

ピンクのキャンディストライプに白い襟のシャツが現代版「キアッティッロ」のよう。

そのほか、マックスマーラの真髄であるコートも多数登場。

トレンドに左右されない、フリンジ付きのコート。

ショーでお目見えしたアイコニックな「ホイットニー バッグ」の新作4型と、シルクスカーフ5種は、ブランドの公式ウェブサイトで翌日から販売されている。

2015年のNYホイットニー美術館移転を祝し、マックスマーラとレンゾ・ピアノ ビルディング ワークショップのコラボレーションによってデザインされたホイットニーバッグの新作。

過剰に情報があふれ、物事の関係性がフラット化する現代から見ると、マックスマーラが創業された第二次大戦直後の時代を情熱的に生き抜いた女性たちはパワフルに感じられるだろう。

極端な思想が存在感を増すいまこそ原点を振り返り、官能的な美しさを誇りつつも洒脱でダンディな「スグニッツォ(街の若者)」の雰囲気をまとった彼女たちの両義的な姿勢を参照すべきなのかもしれない。

マックスマーラを纏った
豪華セレブリティたちの着こなしをチェック!

グウィネス・パルトロー photography: German Larkin
アレクサ・チャン photography: German Larkin
ジョーイ・キング photography: German Larkin
シャロン・ストーン photography: German Larkin

text: itoi kuriyama

この記事の元URL: https://madamefigaro.jp/fashion/250619-maxmara-26resortcollection.html