この夏、一緒に出かけたい。 愛犬とのお出かけスポット6選。

ヴァカンスに出かけたり、おいしいものを食べたり。自分へのご褒美タイムを愛犬とシェアできたら、何倍も楽しくなる！一緒に出かけられるおすすめのスポットを紹介。

静岡県産食材を堪能し、愛犬と健やかな時間を過ごす。

静岡県｜ザ・シーン浜名湖

スイートルームタイプGの部屋(68㎡＋テラス39㎡)は、4名と身体の大きさにかかわらず5匹まで宿泊可。1室￥110,000〜（1室2名、2食付き）で、犬1匹につきプラス￥3,300。滞在したのは、ビションフリーゼの「もふ子」。

海と緑に囲まれた浜名湖のほとりに2020年12月にオープンしたラグジュアリーなリゾートホテル、ザ・シーン浜名湖。全16室と部屋数は少ないが、すべて愛犬と泊まれる造りになっている。
「当ホテルは、“観光を健康に変える”をコンセプトに掲げています」と語るのは、本田寛総支配人。
「普段、都会で暮らしているワンちゃんにとって、大自然の中で過ごすことがいちばんのストレス解消になるかと思います。ほかに食事やアクティビティを通して、滞在中に健康になって帰っていただきたいです」
レストラン ザ・ビューでは「地産地消」をモットーに、静岡県で採れる新鮮で旬な食材を用いた和食コースを堪能できる。愛犬が利用できる「ワンバイキング」もホテルの目玉だ。冷凍食品などを一切使わず、人間用と同じ食材で提供。約10種類から食べ放題と選択肢が多いので、アレルギーがある犬でも安心。愛犬の生活習慣に合わせ、深夜帯を除いた好きな時間帯に何度でも利用できる。ルームサービスとしてお部屋に届けてくれるサービスも。
ドッグランも屋外と屋内に2カ所設けている。セルフグルーミングルームや、飼い主と一緒に入れる酸素カプセルルームも完備。疲労解消や入眠しやすくなる効果があるという。
浜名湖を眺めながら散歩したり、6月〜10月には愛犬と参加できるサップイベントが開催されるなど、アクティビティも豊富。愛犬の誕生日にはバースデーケーキを出してくれるサービスもあるので、特別な日に泊まってみるのもおすすめ。

ジャグジー付きのテラスからは浜名湖を一望できる。読書をしながらお酒を飲んだり、お昼寝したり。贅沢な時間を過ごして。

オプションで付けられるワンバイキングで人気なのは県産和牛や、三ヶ日みかんを使った100%オレンジジュース。歯磨き効果のあるミントを取り入れるなど健康対策もバッチリ。 

テーブルで一緒に食事できるのもうれしい。

人間用の食材も旬の味覚から。御前崎の生しらすや駿河湾の桜海老のほか、日替わりで旬なお造りを味わえる。伊豆産の生わさびのすりおろしサービスも。

メインの「県産和牛とグリル野菜、マデランソース掛け」も絶品。

アウトドアドッグランでは宿泊中のワンちゃんたちとの交流が楽しめる。

浜名湖湖畔で、夕焼けを見ながらのお散歩タイムも格別。

 笑顔で走る愛犬の姿に、思わずこちらも笑顔に。

ラウンジにあるソフトドリンク、お菓子やアイスはフリー。犬用のおやつも用意があり、ドッグランの後に休憩するのに最適。

photography: Akemi Kurosaka

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愛犬家の理想を実現した、温泉付きの海辺の隠れ家。

千葉県｜ダンクー

2022年12月に南房総にオープンしたドッグフレンドリーホテル。企業の保養所として使われていた建物を、周辺に複数の宿泊施設を営む紀伊乃国屋グループの代表が、ドッグファーストをコンセプトにリノベーションした。遠浅で、夏は海水浴も楽しめる岩井海岸までは、竹林の小道を通り抜けて約2分。遊ぶ場所には事欠かない。
全10室、大浴場を備えるほか、すべての客室に温泉をひいている。愛犬の足に優しく、粗相した際にも心強い撥水性内装材を使用。人間と犬が同じベッドで眠ることができるのもうれしい。
ドッグランはふたつ。メインのドッグランは300坪の広さを誇り、ナイター設備も備える。セルフサービスで利用できるフリードリンク（アルコール含む）コーナーも用意。2階にも眺めのいい屋上ドッグランを配している。
愛犬と初めて旅をする人も、何度も愛犬と旅している人も、何より愛犬が楽しめる、愛犬＆愛犬家目線のドッグフレンドリーホテルだ。

ジェットバスの露天風呂付き客室は全2室。ジェットバス付きプレミアム洋室 1名￥44,800〜（1室2名、2食付き）。愛犬と一緒に温泉浴が楽しめる施設は希少。ダックスフントの「ケリー」も楽しみな様子。

ウェルカムドリンクを片手に寛ぎの時間が過ごせる中庭の焚き火ラウンジ。焼きマシュマロも楽しめる。

愛犬も一緒に寝られるベッドには犬用ステップを設えるなど、犬への心配りが随所に。

愛犬用のアメニティも充実。マナーウエアも複数のサイズが用意されていた。

愛犬用の夕食。卓上コンロで焼き上げるメインディッシュにワンちゃんは目が釘付け!?

夕食、朝食ともに個室対応の食事処で供される。愛犬が安全にテーブルに着き、食事ができるようにペットカートを改造し、独自にシートを製作。

勝山漁港で水揚げされた魚介類など、地元の食材をふんだんに使用した創作会席の味わいは格別!

photography: Daisuke Yamada　editing: Aya Hasegawa

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都会でも愛犬と一緒!

愛犬と同行できる飲食空間が3つも!

キンプトン新宿東京

キンプトン新宿東京は全151室のうち半数近くの客室で、「家庭で飼育されていてエレベーターに乗れるサイズ」のペットと宿泊が可能だ。3つの飲食施設にもペットを同伴でき、最上階のルーフトップバー「86」では、カクテルを片手に愛犬とともに新宿の街を一望するという心ほどける時間が過ごせる。スタッフもほかのゲストも愛犬がいることを当たり前のように受け入れてくれる環境も居心地がいい。

「86」と2階の「ディストリクト ブラッスリー・バー・ラウンジ」共通の愛犬用メニュー。「鹿肉のハンバーグ」「サラダチキンのシーザーズ風」「サーモンと野菜のクスクス」各￥1,100　

愛犬との宿泊時には名前入りのクッキーが用意される。

「86」は、テラス席だけでなく屋内もペットを同伴OK。

photography: Kimpton Shinjuku Tokyo　editing: Aya Hasegawa

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ガストロノミーレベルのわんこメニューにうっとり♡

ラ ターブル ドゥ ジョエル・ロブション

春から秋にかけてオープンするテラス席は緑と花に囲まれ、リゾートムード満点!　ジョエル・ロブションのシェフが考案したテラス席限定の愛犬用のメニューは、和牛フィレ肉のタルタルをはじめ、すべて人間用の料理と同じ食材で作られていて、パートナーとしてテーブルを一緒にしている気分に。プレゼンテーションも美しく、愛犬と撮影すればとっておきの映え写真になるはずだ。

白い大理石に囲まれたテラス席。心地いい風が吹き抜ける。

デザートの「ガトー アニヴェルセール」￥1,800（要予約）。サツマイモやカボチャ、ヨーグルト、リンゴなどを原材料としている。

「サーモンとブロッコリー　ヨーグルトを絡めたエポートル小麦と共に」￥2,000

photography: LA TABLE de Joël Robuchon　editing: Aya Hasegawa

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グルメわんこも大満足のフレンチコース。

ビストロ・ファヴォリ代官山

ヨーロッパの邸宅を思わせる白壁が印象的な一軒家レストラン。野菜料理のおいしさが定評のビストロで、ウッディなダイニングはもちろん、愛犬と一緒に食事ができるテラス席も人気。「ワンちゃんアニバーサリーコース」（￥4,000）など愛犬用メニューも充実。獣医師が監修を手がけており、添加物は一切使わず、厳選した素材を用いて動物に優しい料理に仕立てている。

西郷山公園にほど近く、愛犬とのお散歩に最適の立地。

「ワンちゃんアニバーサリーコース」（前日までに要予約）のチキンと豆腐のテリーヌ、旬野菜のゼリー寄せ、仔羊のグリル マッシュポテト。さらにパティシエ自慢のデコレーションケーキ付き。量も調節可能。現在ワンプレートで提供中。

photography: Bistro Favori Daikanyama　editing: Aya Hasegawa

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スイートに泊まって、エクスクルーシブな一日に。

ザ・ペニンシュラ東京

スイートルームのみ愛犬との宿泊が可能なザ・ペニンシュラ東京では、とびきりエクスクルーシブなホテルステイが楽しめる。客室にはオリジナルのベッドやウォーターボウルなどが用意されており、また、ホテルの象徴であるページの白いユニフォームに身を包んで、周辺をお散歩できる。ステーキ＆グリル ピーターの個室でドラマティックな夜景を眺めながら、愛犬と一緒に食事ができるプランも見逃せない!

リラックスタイムに最適な愛犬用のベッドも完備。いい夢が見られそう。

愛犬用メニュー「ベストフレンドメニュー」の中でも絶大な人気を誇る「ラブラローフ」65g￥1,518、150g￥3,289　

愛犬との宿泊プランには、ページのスタッフによるホテル界隈のお散歩が含まれる（事前予約制）

photography: The Peninsula Tokyo　editing: Aya Hasegawa

＊「フィガロジャポン」2023年7月号より抜粋