フィガロジャポン7月号から始まった新連載「朝から美食遺産」。フリーエディターの小長谷奈都子が、朝食のおかずに最適な逸品を、日本各地からご紹介。
ヌン オキナワのカラキソイミルクキャラメル
出合ったのはハレクラニ沖縄のスーベニアショップ。カラキとは沖縄シナモンのことで、沖縄本島北部のやんばると呼ばれる自然豊かな山の中に自生する木のひとつ。琉球王朝時代には王様が大切に守っていた木で、薬用や香辛料などに加工されてきたとか。いまでは貴重なそのカラキのパウダーを贅沢に使用し、豆乳、きび糖、バターで練り上げた無添加のスプレッド。やんばるにある大宜味村で丁寧に手作りされている。香ばしく焼いたトーストに塗ってほおばれば、甘くスパイシーな風味が口の中に広がり、沖縄の青い海やおおらかな空気がふわりと蘇る。
カラキソイミルクキャラメル¥1,180
tel:090-4937-0240
https://nunokinawa.theshop.jp
フィガロジャポン編集部を経て、結婚を機に、2012年より京都暮らしをスタート。フリーランスの編集者、時々女将。京都の美味と美意識に魅了される日々。
*「フィガロジャポン」2021年8月号より抜粋
この記事の元URL: https://madamefigaro.jp/gourmet/210728-gourmet-heritage-for-the-morning.html